しごとば



すごくいい本。
機織りの実演



三重の木綿展の会場では機織りの実演が大人気です。
ですが、8日の織り手がいません。
どなたか経験者の方、織りに来てくれませんか〜!
44歳の誕生日
僕なりに、いままでいろんなことに挑戦してきた。
僕だって、いままでいろんなことを諦めてきた。

本当に一番欲しいものから逃げるのはもうやめよう。
妥協して選んで、でも一番欲しいものじゃないから、雑に扱って、結局壊してしまうような、そんなバカはもうやめよう。
一番欲しいものに、ちゃんと手を伸ばすんだ。


年齢を4で割ったら11。午前11時。
そろそろ腹が減ってくる頃だ。
ゆっくり、ゆっくりと、時間を味わおう。

楽しいことは、まだまだこれからもたっぷりある。
挑戦したいことも、山ほどある。
そう思える今を、幸せに思う。


僕よりも先に口のまわりをケーキだらけにしてはしゃいでる娘達。
相変わらず落ち着いて自分のご飯が食べれない奥さん。

まるで当たり前のようにそこにいてくれて、本当にありがとう。
それが当たり前ではないことを忘れないように生きていきます。


誕生日おめでとう、自分。
みなさんがいて、僕がいる。
本当にありがとうございます。
忘れえぬ景色



今日は、思い出の地、二見町で打ち合わせ。
早めに着いたので、打ち合わせ前に堤防沿いでひと休み。

それにしてもいい天気。
思いっきり空気を吸って深呼吸。

この空、この風、この景色。
僕はきっと、一生忘れない。
漂流ゴミ





きれい〜って言いながら記念撮影をする人達のすぐ後ろには大量の漂流ゴミ。

シュール。
d沖縄店



ようやく来れた、d沖縄店。
米軍基地



楽しげな壁画の向こうにひろがる広大過ぎる米軍基地。
見下ろせば、軽自動車をあおるようにエンジンをふかしながら走る米軍兵が運転するアルファベット文字のナンバーの車。
聞けば、米軍兵とトラブってしまうと、治外法権によって100%日本人側に不利な結果になるから、横暴な態度を取られてもぐっと我慢するのだ、らしい。
本当だろうか。

誰かが言ってた。
沖縄が日本に帰るのではなく、日本が沖縄に帰るべきだ、と。
沖縄には、本土が忘れてしまった大切な色々がたくさん残ってるんだろうな。

わずかな滞在でも、学ぶことが本当に多い。
沖縄とは、そういう場所なんだと思う。
各地を巡って、重ねてきた歴史を想い、先人達の声に耳を澄ます。
見えてくる景色も、聞こえてくる声も、そのどれもがものすごいパワーに満ちている。
沖縄の強さの源なんだろうなと感じた。
ここは常に、奪われ、抗い、戦い、守っている。
平和ボケした本土とは桁が違う。
無性に、胸の奥がざわついて仕方ない。

25度を超えた暑い日。
めずらしく少し飲みすぎた今回の旅。
またいつか、ここに帰ってこよう。
天使が宿う本屋さん





助産院にはたくさんの天使が宿っているらしい。
ここもきっとそうだろうな。

天使が宿う本屋さん、四日市のメリーゴーランドにて。
次の春の種



「どうか一粒の籾として、次の春の種となれますよう。」
(吉田松陰/四時ノ順環)

小学校6年生を対象に昨年からはじめている「Designed By Children」というデザイン教育のプロジェクト。
学校側では「創造授業」という名前を付けていただき、4ヶ月間という長丁場で取り組んできましたが、そこの生徒達からありがたい手紙をいただきました。
写真はその中のひとりの女の子からもらった手紙。
勝手にラブレターだと解釈して、しばしウキウキしています。

田舎の子どもたちでも、デザイナーの視点や思考を身につけることができたら、何もないと思っていた(周囲の大人達から思い込まされていた)、そんな見慣れた景色が、実は宝の山であることに気づけるのではないか、という思いつきではじめてみた企画でしたが、ちゃんと届いている子がいてくれたことに、心から安堵と感謝っす。
みんな、ありがとうね。
小さな足



〇〇のような人に育ってほしい、という願いを込めて、親は子どもに名前をつけるわけだけど、だいたいの場合でそれはかなわず、親の思った通りには育ってくれないもの。

きっと、名が体を表すのではなく、その意味は自分で創っていくものなんだろう。
だから子どもに付ける名前は、なるべくシンプルなものにしておいたほうがいい。

言ってみればそれは、まっ白いお皿みたいなもので、親はその土台だけを用意してあげて、そこにどんな料理を盛りつけていくのかは、やはりその子次第だと思います。

生まれた時は、誰も、何者でもないのだから。
それはつまり、何者にもなれる、という意味でもある。
例えば、太朗や花子や一郎とかは、まさに白いお皿だなあと思う。
何者でもないというか、何にでもなれるというか。


わずか13センチしかない小さな足。
それでも自力で立って、歩いてる。
転びながら、また立ち上がって、そうやって、あとは自分で、創っていけばいい。
COOVAの瀬谷さんと。



あいにくの雨と極寒の中、手織りと機械織りのあいだにあるような織物を作る「COOVA」の瀬谷さんを、松阪木綿の織元へご案内。
松阪で鶏料理を食べながら、色々な話しで盛り上がり、意外とオヤジな一面も新たに発見。

彼女がデザインする織物と同様、何度会っても素敵な女性。
彼女にはもっともっと大活躍してほしいなあと思う。
ずっと応援していきます。


▼COOVA
http://www.coova.co.jp/
中にいる者
三重県の伝統工芸。
良い所もあれば、悪い所もある。

外の人は、そのものの表面だけを見がちだ。
中のいる者は、その裏にある問題や苦悩を抱え、何もわかっちゃいない、と嘆く。

外の人は、良いところを素直に見つけてくれる。
中のいる者は、問題への対処が優先となり、良いところがどこなのかを忘れがちになる。

何事も、世の中はバランスで出来ている。
バランスを取りながら、その上にいる。

そういう世の中の仕組み。
良い所もあれば、悪い所もある。


少なくともかつての僕には、その両方の視点があった。
あったはずなのに、さすがに「中にいる者度」が年々強くなる。
作り手達の粗や雑や勘違いが見えすぎて、ただただ腹が立ち、その物の良い所までも、見えづらくなっている。

これじゃあいけない。
もっと柔らかくならないと。

そろそろ、環境を変える時期だな。
ててて見本市2016



ただいま、東京。
明日から「ててて見本市2016」に参戦です。
ヴィンテージ松阪木綿



松阪木綿は、天然の藍で染める本藍染の織物なので、当然、経年変化(色落ち)していきます。
日焼けや蛍光灯の光をあびても色焼けします。なので、サンプルで展示してある商品とストックしてる在庫の商品では、色が異なることもあったりします。

委託での販売はしていませんが、何年か前までは、1~2カ所は委託販売もありました。
その時も、数ヶ月経ったあとに商品が返されてきて、すでに完全に色あせしてるので商売物にはならず、ハギレにしてプライベートなものを作ったこともありました。

ですが、その色落ちこそが、最大の魅力なのかも、と思わせてくれるほど、年々と色あせ、それに比例して愛着が増し、世界にふたつとない松阪木綿が創られていきます。
もうすぐ発売から10年を迎える、丸川商店の最初の商品である、10年日記帳の日事記(ひじき)も、僕が使っているものはいい感じで色あせてきてます。
袋物もがま口財布もいい感じの状態です。
東京スタッフが使っている百人帳なんて、すんごくいい感じの状態です。

これまでの常識でいけば、色あせた松阪木綿は売り物にはなりません。
新品は新品の色の状態でなければならないわけです。
でも、僕はずっと思っていました。
この色落ちバージョンが欲しいと思う人がいるのではないか。
いくら色落ちしても、丈夫な松阪木綿は、糸がほつれたりすることは滅多にありません。
物としてはまだまだ使えるのに、もったいないなあと。
最初は、サンプル品として使っていたものを安くして売ろうかと考えたこともありましたが、それはやらないほうがいいと判断してやめました。

そういうわけで、長年の想いを形にすべく、「ヴィンテージ松阪木綿」を商品化できないかと思い、昨年から動き出しています。
あらかじめ、ある程度、色を落とした状態で販売する予定。
うまく行くかどうかはわかりませんが、とにかくやってみます。
ててて見本市2016 終了





「ててて見本市2016」も無事に終わり、松阪へ戻ってきました。
近くで開催されていたギフトショーものぞけたし、今回も色々と考えることがあった時間となりました。

ほかの出展者さん達の商品を見ていると、うまく自分達のカラーを見つけてるなあと感心するものもあれば、ただキレイにまとめようとして結果的につまらないものになってしまっているものとかもあり、デザインの難しさを改めて感じました。
そういう目で自分達の商品を見返して見ると、当然ですが反省点も多々見えてきます。
本当にまだまだだなあと少しへこんだりもしますが、それらを次へと活かしていければと思っています。

そもそも「ててて見本市」というイベントはバイヤーさん相手の見本市なので販売はしません。
なので、当初は、もっと商品や見せ方を絞りきって、それでも「匂い」を嗅ぎつけてくれるバイヤーさんを見つけたいと思っていましたが、やはり、出展料や出張費や人件費などのコストもなかなかのものなので、変な色気を出してしまいます。

で、やっぱりというか、案の定今回も、そこをすんごく後悔。
もっともっと絞りきって、なんなら商品1個とかの展示にしてしまえばよかったかなあと、そういう弱いところが恥ずかしくも感じました。
でも、商売ですからねえ、仕方ないのかも知れませんが、ブランドを育てるってことは、そういうことだからなあ。

ああ、難しいですね、ほんと。
ただ、会場に来られていたバイヤーさん達を見ていると、そういう「匂い」を探しているバイヤーさんはあまりいなかったように思います。
バイヤーさん自体の年齢層が想像以上に若かったというのもありますが、もしも絞りきって勝負に出ていたら、空振り三振の完敗だったかも知れませんね(笑)。

丸川商店の商品は、決して、多くの人に対して大ヒットするような商店ではありません。
でも、少ないかも知れないけど、誰かにとっては、心にささる、ほかにはかえられない商品でありたいし、これからも、そういう商品を作っていきたと思っています。
「メーカーから消費者へ」ではなく、「私からあなたへ」というモノ作り。

ギフトショーに行くといつも感じるのは、そこにあるのは「心を届けるギフト」ではなく、「すぐにゴミになるのがわかりきっている」ものばかりです。
だからこそ、近年はそれを変えようとがんばっている人達がいるわけですが、残念ながらまだまだ大半はそんな感じです。
そういうモノ作りだけは絶対にしたくありません。
そうそう、ホテルと会場を行き来する電車の中に貼ってあった転職サイトの広告に、こんなコピーが書いてありました。
「面接官の質問に答えることよりも、面接官に対してどんな質問ができるか」みたいな。
バイヤーの質問に完璧に答えることも大事なことだけど、バイヤーに対してどんな問いを見せられるかも、モノを作る者として、とても大事なことだなあと、なんとなく思いました。


もちろん収穫もたくさんありました。
中でも一番の収穫は、やはりスタッフの成長です。
丸川商店にきてまだわずか2年の彼女ですが、健気に、献身的に、全力で丸川商店を伝えようとしている彼女を見ていると、本当に頼もしくなったなあと感じます。
バイヤーさん相手に接客しているその後ろ姿をずっと見ていて、この子にとって、もっともっと誇れるブランドであり続けるためにも、僕がもっともっと、正しいデザインを身につけていかなければいけない、もっともっとがんばって、誰かの「心」を届けるモノ、ほかにはかえることができないモノ、そういう、正しいものを正しくみせていけるデザイナーでいなきゃいけないなあと強く強く感じました。
彼女に、丸川商店に来て良かったと、もっともっと思ってもらえるような、そんなデザイン。
誰に何を言われようと、堂々と胸を張っていられるデザイン。
誰かにとって、大切な人へ贈りたいと思ってもらえるような、そんな、丸川商店らしいデザインを。

今後また、新しい出会いが、どこでどんな風に待っていてくれるのかはわかりませんが、その時こそ、空振り三振を覚悟で、あ~、丸川商店らしいなあと思ってもらえるような、そんな出会い方ができたらいいなあと思います。

その時を、楽しみに。
FMせたがや



今日は、FMせたがやの番組出演から1日がスタート。
今日も東京は良い天気です。
保田商店さん



今回、同じイベントに出店されていた、桑名のもち小麦の保田商店さん。
はじめて知りました。
定食屋
もうとっくに正月気分がすっかり抜けている丸川です。
今日は、三重グッドデザイン賞の認定式で三重県庁へ行ってきました。
そこで古くからの知り合いと喫茶店で密愛デートをしてたときのこと、いずれはやっぱり、もう一度「飲食店」をやりたいと、僕。

2年くらい前に料理人の友人と立ち上げた飲食店は、おかげさまでお客さんはたくさん来てくれたけど、わずか9ヶ月で店を閉じた。
それは売上うんぬんよりも、わずかな期間であっという間に僕の思い描いていたお店ではなくなってしまったからだ。
僕はとにかく、三重県産の食材を使った、美味しくてあったかくてかっこいい「定食屋」を作りたかった。
昔はどこにでもあった、おかずがすでに並べてあって、自分でそれを選ぶ、そういうスタイルの、そういう雰囲気の、現代版。

料理人の友人とも、そこのコンセプトは一致していたはずだった。
それがいつの間にか「飲み屋」になっていった。
飲み屋が悪いわけじゃない。
定食屋をやりたかっただけ。
もちろん、定食屋にもお酒はおいてあるけど、あくまでもご飯が中心の定食屋、ってイメージ。

そうなってしまった責任はすべてを彼にまかせっぱなしにしてた僕にあった。
僕は、もし彼がどうしても飲み屋をやりたいのならば、そのこと自体は全然よかった。
むしろ応援したいと思った。
ただ、それならそれは、自分のお金でやってくれ、と彼に言った。

お酒は利益率がいい。
お酒は儲かるのかも知れない。
お酒を飲めるいいお店もいっぱいある。
お酒を飲みたい人もたくさんいる。
それはそれで全然いい。
文句は何ひとつない。で
も僕はお酒を飲まない。
だから僕は飲み屋に行くことは滅多にない。
日本の白いご飯が死ぬほど好きだから、美味しいご飯と、そのご飯を美味しく食べられるおかずのある定食屋に行きたい。
それも、かっこいい定食屋に。
でも、おしゃれな定食屋じゃない。
かっこいい定食屋。
ここ大事。

いつかまた、三重県産の食材が満載の定食屋をやりたいなあと思ったりする。
まあ、それが僕のやるべきことならば必ずそうなるだろうし、僕のやるべきことでないならそうならない。
ただ、それだけのことなんですけどね。


【丸川商店のお知らせ】
〇 お米農家やまざき チャリティーキャラバンin神楽坂に出品
〇 三重テラス(東京・日本橋)でトークショー
〇 ててて見本市2016に出展 など。
2016年



あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

2016年も、僕らしく、あなたらしく。



長くもないし、スマートでもないし、ごつごつしてるし、キュートでもない僕の足。
だけど、43年間、文句も言わずに僕を支えて続けてくれている、健気な僕の足。
そう考えると、なんだかすごく愛おしく感じる。

いろんな場所へ連れていってくれたし、いろんな景色を見せてくれた。

3歳の時に大やけどを負って、1年半の入院生活の間、何度も手術をして、当時の最新医療をもってしても治癒できず、左足の切断を余儀なくされたけど、母親が泣きながら何度も大学病院の先生にお願いしてくれて、大きな傷跡は残ったけど、なんとか切断はまのがれた。
でも一生車椅子になることだけは覚悟してくださいと何度も念を押されたけど、論文に掲載されるほど、奇跡的に自然に回復した。

小学生の時、10メートルの崖から落ちたときも、この足がすべての犠牲を背負ってくれた。

中学生の時、陸上競技で全国ランキング1位になれたのも、この足のおかげ。

高校生の時、彼女を自転車のうしろに乗せて、心臓破りの坂を一気に駆け上り、すごーいと言わせることができたのも、この足のおかげ。

そして今、ソファーで寝てしまった長女をおんぶして2階へ運んでる時も、風呂上がりの次女をバスタオルを持って追いかけてる時も、この足は文句も言わず、僕を支えてくれている。
足を失わない限り、普段の生活で自分の足に感謝する機会はそうそうあるもんじゃない。
だからたまには、お礼を言ってあげないとね。

43年間、ありがとう。
そして、この先何十年、どうぞよろしく。
夜明けの空



朝のウォーキング。
もうすぐ夜があける。
アイドル



小学生の時、河合奈保子にどハマリした。
ビキニ姿のポスターをゲットし、自分の部屋に意気揚々と貼り、毎日癒されてたのに、いつの間にかおかんにはがされた(笑)。

甘くせつない想い出。
ぐんげんどう



「ぐんげんどう」

一気に読んだ。
風景が浮かんだ。
なんて素敵な本だろう。
それしか言葉が出てこない。

登美さんは僕と同じ三重県出身。
現在、群言堂さんでも丸川商店の商品を販売していただいている。
昨年、登美さんが僕の松阪の自宅に来ていただいた時に、本を作ることは聞いていた。
しかもディレクションは僕が尊敬するデザイナーの佐藤卓さんだと聞いてワクワクしたのを覚えてる。

その時に登美さんから、「復古創新」という言葉を教えていただいた。
「復古創新」とは、先人の生きてきた過去から本質を理解し、未来からの視点でチャレンジ、創造する行動や考え方のこと。
その時は正直に言えば、あまり理解できていなかったと思うけど、この本を読んで、その真意がとてもよく理解できた。
僕も「復古創新」を大切にしていきたいと思う。

そもそも大吉さん登美さんご夫妻とはじめてお会いしたのは、加藤エイミーさんの紹介で、まだ僕が東京の清澄白河で店をやっていた頃に店に立ち寄っていただいたのがはじまりだった。
この3人が揃うと、とんでもなく圧倒的なパワーを感じるし、それと同時に、ものすごく暖かい空気感に包まれる。
始めて訪れた古民家なのに、すっぽりと心が包まれて、一瞬でその空間に溶け込んでしまうような、あの感じ。
すごい人達は、本当にすごい。

それにしても、群言堂の世界感を見事に表現したこの本のディレクションはたまらない。
卓さん、やっぱすごいっす!
大吉さんと登美さんの言葉もすごく素敵。
個人的には今の僕の仕事のスタイルや今後の夢に直結するようなお話にすごく共感した。

一部を紹介すると、

「人生の中で、どれだけ美しい仮説に出会えるか、質の高い仮説を立てられるかは、大切なことだと思います。」
「都会では難しいことも、田舎ならできる。田舎の贅沢を、都会の人たちに提供しよう。」
「町の中心に入れば入るほど、地域の小さな店になってしまう。中心から離れた山の中や沿岸部に行くと、広域圏が生まれる。」
「この会社は、単に雑貨業でもなく、アパレル業でもなく、この夫婦の生き方が産業になっている」
「働きながら暮らすのではなく、暮らしながら働くこと。」

などなど。
みなさんもぜひ読んでみてください。

ただね、それなのに、本当に失礼な話だけど、僕はまだ石見銀山に行ったことがない(ごめんなさい)。
でもこの本を読んで、もう、いてもたっていられない気分。
早く行きたくて仕方ない。

大吉さん、登美さん、卓さん、素敵な本をありがとうございました!
銀座・手仕事直売所2015



丸川商店としては6回目の参加となる松屋銀座で開催された「銀座・手仕事直売所2015」も無事に終わり、その余韻もさめやらぬうちに三重での仕事を再開。
体のあちこちが痛いし風邪も引いたままですが、充実した毎日に感謝しています。

今年は、スタッフの成長を実感できたり、期待できる若者が育っていたり、大好きな人達がたくさん駆けつけてくれたり、新たな商品の手応えを感じたりと、色んな嬉しいことがありました。
その中でも、今年の手仕事直売所は、忘れかけていたものすごく大切なものを思い出させてくれたイベントでもありました。

三重に戻ってきて、色々思い返していて、ハッと気づいたすごく大事なこと。
手仕事直売所にはじめて参加させてもらった時にがむしゃらに伝えようとしていたこと。
イベントにも慣れてきて、見せ方のコツもわかりはじめてきたその代償として忘れかけていたもの。
それは、デザインの「本質」と言うべきもの。
ハッと気づき、ゾッとなり、情けなくもなり、改めて意欲がわいてきたり、とにもかくにも、色んなことを学べた今年の手仕事直売所。
参加できて本当に良かった。

今後はまたいろんなイベントに積極的に参加しようと思います。
そして来年の手仕事直売所はその集大成となるよう、ビジョンをしっかりと持って、精進したいと思います。
改めて、銀座・手仕事直売所2015にお越しいただいた皆様、共にイベントを盛り上げた参加者の皆様、そして松屋のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
また来年も、あの場所でお会いしましょう!
ひと皮もふた皮もむけた丸川商店にご期待ください!
おっぱいの魔法
本当に魔法だ。
すごすぎる。

▼赤ちゃんがおっぱいを吸うとき、おっぱいも赤ちゃんを吸っている。
http://www.gizmodo.jp/2015/09/post_18267.html
竹田くんのコンサートへ







6日の夜は、伊賀文化会館で行われた、三重県出身のギタリスト、竹田京右くんのコンサートへ。
慌ただしい最近の疲れを癒やしてもらいました。

僕の大好きな「いちごに」のピアニスト、惠村さんが出演されていたことも、今夜ここへ足を運んだ大きな大きな理由のひとつですが、メジャーへの道をひた走る竹田くんの勇姿をばっちりとこの目と耳と胸に焼き付けてきました。

たくさんのお客さんも大満足の様子。
竹田くん、この調子でメジャーへがんがんいっけ~!
そしていちごにも、そして惠村さんも、いっけ~!

竹田くんのギターと惠村さんのピアノと笑顔に癒やされ、最後には惠村さんと写真が撮れて、疲れがすべてぶっ飛んだ、最高の夜でした~!

さあ、これで元気をもらったので、来週からはじまる「銀座・手仕事直売所」もハイテンションで乗り切ります!
卓さん
卓さんにしては、めずらしく熱い感じ。
僕が知らないだけかな。
ずっと目標としてきた大好きなデザイナーさんのひとり。
僕のような凡人は、気をつけてはいても、どこかでひょこっと「自分」を押しつけてしまうデザインになったりする。
改めて、改めます。

ハリウッドの映画学校では、卒業制作の自主制作映画を先生に見てもらう時に、一番こだわったシーンはどこだ、と聞かれ、ここが一番こだわったシーンです、と答えると、そうか、じゃあそのシーンからカットしなさい。
そんな押しつけがましくて暑苦しいシーンは誰も見たくない、と言われるそうな。

卓さんの言う、「交差点」をすばやく見つけられるようになりたいもんです。

現在、朝の6時です。
おかえりなさいの人も、いってらっしゃいの人も、今日が良き日でありますように。


第1回 目立たせようと思ったら「下手なデザイン」をすればいいんです
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/252773/073100001/

第2回 「アート」になったら「デザイン」はおしまいだ
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/252773/073100002/

第3回 「民主主義」が「デザイン」をダメにする
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/252773/073100003/
涙のゆりかご



今日、次女がしっかりと歩いた。
1歳2ヶ月。長女が歩いたのが1歳4ヶ月だったから、少し早い。
こんなことでバカみたいに感動できる43歳の今の自分。
同年代のデザイナー達が世界を舞台に活躍してるというのに、僕の手を離して、奥さんのほうへゆっくりと歩いていっただけの娘の小さな背中に胸を熱くする、今の自分。

それはそれで、よしとする。

毎日毎日、小さな、でも大きな感動を、ありがとね。
お父さんは君たちのために生まれてきたんだよ。
だからお願い。iPhoneを舐めないで。
そして、戦争のないほっこりとした人生を、ありきたりでも幸せな人生を、楽しんでね。

こんな夜は、ブラザートムの「涙のゆりかご」を聴きながら。
2015.08.21 12:49 | Permanent Link | 日記・デザイン
パクリ疑惑



佐野さんのパクリ疑惑が世間をザワザワさせている今日この頃、ついに僕にもパクリ疑惑の目が向けられているようです。
ここ数日の間、複数の人に指摘されたのですが、何やら、佐野さんと僕の顔が似過ぎていて、僕が佐野さんの顔をパクったのではないか、というあらぬ疑惑を持たれています。
なのではっきりしておきましょう。
彼は僕と同じ歳の43歳ではありますが、誕生日は僕が4月で彼は7月。
僕のほうが先です。
それは理由にならないと言われそうですが。

昔は、鈴木雅之さんやゴスペラーズの村上てつやさんと顔が似過ぎているというパクり疑惑を持たれたことがありましたが、特に村上てつやさんの時は言い訳が難しかった。
なせなら、村上さんは僕より1つ年上で、しかも誕生日が一緒。
名前も「てつや」と「たつや」。
さらには、「T.M」というイニシャルが同じときたもんだ。
もしかして、お兄ちゃんなんだろうか・・・。
物語
人生には、ファーストシーズンやセカンドシーズンなんてありません。
ずっと、エンドレスに続いている物語です。
視聴率なんてないし、スポンサーもつかないけど、生まれてから今日まで、ずっと毎日、続いている物語です。
この先、この物語をどう展開していくか、それはやっぱり、あなた次第。
監督も脚本も主演も全部があなたである以上、あなた次第です。

きっとあなたも、そして誰もが、これまでの人生の途中で、何度も分かれ道に立ち、右か左か上か下かと、何かを選んできたと思う。
でもそれは、「選んだ」のか、「諦めた」のか、本当はどっちだったんでしょうね。
ふと振り返ってみて、それが結局、諦めたことなんだとして、諦めてしまったことの代償をずっと背負ってきた自分に、もし気づいてしまったら、その後はずっと、その重荷に苦しむことになるんでしょう。
いや、それをはねのけられる強い人もいるんだろうけど、全部が全部、そういう人ばっかりじゃないですから。

できることなら、自分の人生は、「選んだ」人生でありたいと思うだろうし、これからもそうでありたいと願うはず。
でも、諦めてしまった過去はもう戻らない。
いくら苦しくても、どうしようもないこと。
選べなかったんだから、結局、諦めてしまったんだから。
それに、だからといって、これからはそうならないようにしようぜって、そんな単純な話でもないし。

そんな単純な話ではないけれど、でも、それしかないのもまた事実。
今後の物語の続きを、後悔のないものにしたいと誰もが願うわけだけど、そのためにも、形に惑わされたり、縛られたりってのじゃなくて、「本質」をちゃんと見よう、ってことなのかなあと。
そこから得るものや学ぶものの、本質を。
On the Beach



本当に素敵な本です。
宝物な本がまたひとつ(ふたつ)増えました。

込められたメッセージは、やがて海も世代も超えて、正しくつながっていくはず。

手をつないで、言葉を超えて、つなげていきましょう。
夜の水族館



すごいし、すごく見たいし、ぜひぜひ体感したいんだけど、色が色々変化したり音が鳴ったり、せめて夜くらいは魚たちが心安まる時間にしてあげたいよなあと思うと、やっぱりちょっと行けないんだよなあ。

もちろん、チームラボは文句なしにすごい集団だし、未来の遊園地なんかまさに脱帽だったんだけど、なんだかここまで来ると、デザインやアートの職権乱用というか、人間の横柄さを見せつけられてる気すらしてきて、なんというか、ゾワゾワしてきてしまいます。

http://tabi-labo.com/157594/enosui-wonderaquarium/
2015.07.24 10:56 | Permanent Link | 日記・デザイン
On the Beach
ヨーガンレールさんには、過去3回ほどお会いさせていただきましたが、おしゃれで、物腰の柔らかそうな雰囲気と同時に、こちらの全てを見透かされるんじゃないかと思うくらいの、ある種の「怖さ」を感じた記憶があります。
自分の中の「偽物」など、あっという間に見透かされる、そんな怖さ。

ヨーガンさんは生前、とにかく自然のものにこだわったモノ作りをされてきましたが、そのヨーガンさんが、いくら漂流ゴミだとしても、プラスティックとかを使った作品を準備していると聞いたときは、少し混乱しました。
でも、出来上がった作品を見れば、ヨーガンさんが伝えようとしているメッセージがきっと理解できるはず。
これもある意味、「自然の素材」の一部なんだと言うことなのかも知れません。

ヨーガンさんが残した言葉の中で印象的だったのは、自然の染料と化学染料についての話で、最近では自然の染料よりも地球に優しい化学染料が開発されている。
それなら僕は、進んで化学染料を使う、というお話でした。
これを聞いて僕は、改めて物事の「本質」を正しく理解することの重要性を知りました。
ファッション性ではない、物事の本質。
それをファッションで表現するすごさ。
以前の僕にはあまりにも複雑すぎて理解不能だったけど、最近はようやく、少しわかってきたように思います。

ヨーガンさんを慕う多くの人々が、ヨーガンさんの意思を継ぎ、ヨーガンさんがやり残したことをひとつひとつ叶えていくはず。
それでも、ヨーガンさんにしか出来ないはずのことがたくさんあるのだと思うと、なんだかやりきれない思いになります。

今でも、街でディフェンダーを見ると思い出す。
紳士な笑顔と、その目の奥の、真摯な怖さ。
もっともっと、多くの人に、あなたのメッセージが繋がってほしいのです。

みなさまも、ぜひ、必ず、会場へ。


▼On the Beach ヨーガン レール 海からのメッセージ
https://tabi-labo.com/279829/onthebeach
道ばたにて。







なんでもなく、普通に家の前の道ばたに咲いてるこんな花のデザインに唸る。
勝てっこないよ、自然には。
松阪高校



来週、松阪高校の1年生322人全員に対しての講演をさせていただきます。
松阪高校といえば有数の進学校。
僕が行きたくても行けないような学校です。
それなのに、こんなやさぐれ者が、何を言えば、何を伝えれば、何を届ければいいのか、色々と考えました。

そして、僕が彼らに伝えたいことは、やっぱりただひとつ。
それは同時に、43歳の僕から15歳の時の自分に伝えてあげたいことでもあります。
それが何かはここでは言いませんが、それを素直に、真っ直ぐに、彼ら彼女らに、伝えたいと思います。
ナガオカさんと。



今日もいっぱい勉強させていただきました。
ありがとうございました!
ハロー東京



でも日帰り(泣)。
喫煙車両



レトロ感たっぷりの近鉄特急で家路へ。

僕はタバコを吸うので、1人の時は喫煙車両に乗るんだけど、それにしてもすごい煙と臭い。
服にも臭いが染み込んでしまうほど。

そんな状態の車両なのに、自分がタバコを吸いたいがために、小さな子どもを連れて喫煙車両に乗る母親がいる。
上の子は5歳くらいの女の子で、下の子はまだ歩けない年齢なので母親が抱っこしてる。
これはもう虐待と呼んでいいのではないか。
子どもと居る時ぐらいガマンできないんだろうか。

こんな車両に乗ってもむせることもなく、笑ってる子ども達がなんだか痛ましい。
もう慣れっこなんだろうな。
この母親のことが、好きなんだろうな。

近鉄側にも問題があると思う。
子どもは喫煙車両には乗れないようにするべきだ。

東京出張は楽しかったのに、最後になんだか、すごく嫌な気分。
子どもだまし



大昔からあるこんな子どもだましでも、娘に見せたら目を丸くして、「おかあさ〜ん!おとうさんの指が取れた〜!」っと期待通りのリアクション。

そんな純粋さをいつまでも忘れないでくれ。
やぎの箱



まだ幼い頃、この「やぎの箱」と書かれた箱の中には、見たことも感じたこともない宇宙が広がっていて、この四角い小さな穴は、遙かなる桃源郷への入口であると信じていた。
この箱の横を通る時はいつも、見ないふりをしながら、でも実はめちゃくちゃドキドキしてて、あの箱ごと遠くへ連れ去ってしまいたいと願ったものだ。

まあ、ただのエロ本回収箱なわけですが、今日、松阪市の松ヶ崎駅近くで何十年ぶりに発見して、駅にいた女子高生ににらまれながらも、おもわず写真を撮ってしまいました。
幼き日に僕が見た箱には、DVDなんて字は書いてなかったし、いくらやぎさんでもDVDは食べれないけどね。

今の子ども達は、この箱を見てもドキドキしないんだろうなあ。
そして現在の僕も、もうドキドキはしない。
あ~、汚れた大人になってしまったんだね、あなたも僕も。
雨のお墓参り



中学の時に陸上部に入った。
3年生の時にキャプテンになった。
全国ランキングで1位にもなった。
練習はきつかったけど、とにかく楽しかった。
部員達はみんな良い奴で、特に女子マネージャーは最高にいい奴だった。
当時の僕の彼女の親友だったこともあって、マネージャーとは、色んなことをいっぱい話した。
いつも笑顔で、いつも明るくて、練習が辛い時も、彼女の笑顔のおかげで和らいだ。
とにかく、仲間として、親友として、僕もみんなも、彼女のことが大好きだった。

中学を卒業してからは、一度も会う機会がなかった。
でも、当時の僕の彼女を通して、近況は伝わってきてた。
どこへ行っても、彼女はみんなから愛された。
当然のことだと思った。

やがて彼女は結婚して、数年後に子どもを身籠もった。
どこまでも優しい彼女のことだから、旦那さんもきっといい人で、2人で妊娠をものすごく喜んだに違いない。
彼女なら絶対にいいお母さんになる。

の、はずだった。

妊娠がわかってからの検診で、彼女にガンが見つかった。
すでに進行しているガンで、すぐにでも抗ガン剤治療が必要だったそうだ。
でも彼女は、それを拒否した。
もちろん、お腹の子のためだ。
抗がん剤を使えば、子どもを諦めざるえない。
彼女は、出産後に治療を受ける道を選んだ。

その後、無事に子どもが生まれた。
でも彼女は、命をかけて守り抜いた我が子を、一度も見ることもなく、たったの一度も抱き締めることもなく、16年前の6月9日に、天国へと旅立った。
その時、彼女は27歳。
幕を降ろすにはあまりにも早すぎた。

彼女が命がけで守り抜いた息子は、彼女と同じ中学へ入った。
きっと彼女も、その側にいただろう。
だから、我が子を一度も見ることもなく、というのは間違いかも知れない。
ずっとずっと、見守ってきたんだろうな。
そんな息子も今年で16歳になる。
高校生だ。
ただ陸上少年ではなく、野球少年だけどね。

僕は毎年、この時期に彼女のお墓参りをする。
ある年は、お墓に野球のボールが置いてあって、息子から彼女へのメッセージが書かれていた。
それを読んだ時は、さすがの僕も泣いてしまったけど、嬉しそうに笑う彼女の姿が見えたような気がして、また、和らいだ。
僕の知っている彼女は、中学生の時の姿だけ。
息子が野球をしている姿を、あの頃みたいに、マネージャーみたいに、また支えてるんだろう。
応援してるんだろう。
彼女の応援、パワーが出るんだよなあ。

今年のお墓参りは雨だった。
花びらからしずくがたれる。
まあどうせ、彼女はここにはいないだろうけど、また来年も来るからねと、墓石にグータッチしてきた。
きっと今でも、僕を応援してくれてるはず。
そう感じる。


彼女に会いたい。
あの笑顔に、また会いたい。
おっさん
おっさんはおっさんなりに、「今」って時代の空気感だけは、ずっと感じれるおっさんでいたいなあって思う。

「若い気持ち」と「若い心」は、やっぱり別物。
43歳の今の僕と、高校生の頃の僕を比べたら、知識は圧倒的に増えたけど、体は確実に老化の道を順調にたどっていて、でも、女性の好みと心の根っこはあんまり変わってないなあと思う。
でもだからといって「若さ」はやっぱり、そこにはない。

例えば、未だに好みの味がジャンキーだったり、湘南爆走族って漫画に同じ苗字の登場人物がいるってことを20代の子に熱弁してみたり、あの頃に好きになったトムウェイツの「Closing Time」が未だに1番好きなアルバムだったり、久々に尾崎豊のシェリーを聴いて、なんだかグッときたり。

それにしても失敗の多い人生。
遠回りの人生。
迷いまくる人生。
田んぼの草抜き



先日の勢和小学校の5年生達との田植えに続き、本日は、2年生達と一緒に、5年生達が田植えをした田んぼの草抜きをしてきました。
さすがに今日は暑かった。
でも子ども達はすごく楽しそうで、終わったあとも、もっとしたい!って言ってました。
元気だねえ。

田んぼの泥の中へ裸足で入った感触は、きっと五感を通して心にも刻まれるはず。
勢和では、6年生まで毎年、さらに中学校でも田植えをするので、もしも将来、デザイナーになったら、こういうひとつひとつの経験や記憶が大きな強みになる。
だからもっともっと自然の中へ、自然と一体になる経験や感覚を存分に楽しんでほしいなあと思う。

そしてこれも、田舎の誇るべき、ラグジュアリーなのだ。
いつかの僕が、投げれなかった球。
人生から返ってくるのは、いつかあなたが投げた球。
(by 斎藤茂太)


やらなかったことへの後悔は、どんどん肥大化しながら、永遠に続いていく。
投げることができなかった球は、いくら待っても、返ってこない。
大人になったら平気になると思っていたのに、そのことに今でも胸を締め付けられる。

逢いたい人には、なかなか逢えない。
つらいけど、まあ、そういうものか。

誕生日、おめでとう。
空を見ながら、言ってみる。
あっちのほうの、空を見ながら。
丘の上のだんらんマーケット



本日は、勢和のゆとりの丘で開催された「丘の上のだんらんマーケット」へ。
お目当てはもちろん、「Kurumi」のブース。

大好きな彼女がやりたいことの全部を、全力で応援していきたいと思う。
田植え



本日は、多気町の勢和小学校の子ども達と、今年最初の田植えを行ってきました。
猛暑が懸念されましたが、風がわりと強くてそれほど暑くもなく助かりました。
今年も冬まで、稲刈りや大豆作りやと子ども達との農作業が続きます。
農業はまさにクリエイティブ満載の世界。
大変だけど楽しい。
でも、楽しいけど、大変。
告白の日
本日5月9日は、男性から女性に告白する「告白の日」なんだそうです。
イベント化しないと告白もできないのか?と、昭和の男は思うわけで、でもまあ、企業がキャンペーンでっていう、いわゆるアレなわけですが、あんまり難しく考えず、単純に楽しんでおいて、その結果として、ラブラブでハッピーな人達が増えるのであればいいんじゃないかなあと。

ちなみに、女性から男性に告白する日は、7月30日だそうです。
根拠はよくわかりませんが(笑)。

想いを届けたい人がいる男子諸君、健闘を祈る!


http://rocketnews24.com/2015/05/09/580069/
O型の末っ子
ちなみに僕も、O型の末っ子。
ワガママで自己主張って、最悪だ(笑)。
しかも、当たって砕ける確率は、確かに高いです。


▼【O型×末っ子】は周囲を振り回すお姫様
http://rocketnews24.com/2015/05/09/580069/
おうし座は最高のパートナー
らしいですよ。
あっ、そういえば偶然だけど僕もおうし座でした。


▼おうし座の人と付き合うと、人生が幸せになれる10の理由
http://tabi-labo.com/125260/taurus-happy/
ミエノコ合唱団



昨年の10月19日、三重県伊賀市の青山ホールで開催された、ピアノの惠村さんとバイオリンの佐藤さんのユニット「いちごに」のコンサート。その時、いちごにさんの計らいで、地元の子ども達とのコラボが実現!

そこで、惠村さんが曲を書き、僕が作詞を担当して、2人でオリジナルソングを作り、その曲を子ども達に歌ってもらいました。
その時の様子が収められたDVDが届いたので、親御さん達の許可を得たうえで公開します。

当日、惠村さんから頼まれて、それまで予定にはなかった、僕も一緒に歌う、ということに。
当日はまだ風邪が治っておらず、咳がまだ出ている時でしたが、天使のような惠村さんと佐藤さんからの頼みを、この世の一体誰が断れるでしょうか。
ということで、ずうずうしくも一緒に歌ってきました(笑)。

子ども達は、緊張バリバリの子もいれば、余裕綽々な子もいて、なんとも楽しい夜となりました。
惠村さん、佐藤さん、子ども達、本当にありがとう。



「ヒカリの花束」

作詞:丸川竜也 作曲:惠村友美子

オレンジ色の夕日に 涙こぼれて
小さな手からこぼれる夢に 迷うけど

  果てのないこの空へ 僕の翼を広げて
  二度と諦めないと もう決めたから

ヒカリの花束を 泣き虫な僕らのために
夢が道を照らす この歌が心をつなぐ
きっと


小さな恋の終わりが 僕にくれたもの
悲しみを知る心が 誰かをあたためる

  瞳に涙を持って 胸に勇気をかかげて
  頑張り抜いた空だけに かかる虹がある

きっと君の歌を待っている 誰かがいるよ
いつもどこにいても 見上げてる同じ星空

  だから 笑って そうさ 僕らは
  ひとりじゃない 空へ 空へ

いつも振り返れば 友たちの笑顔に会える

ヒカリの花束を 泣き虫な僕らのために
夢が道を照らす この歌が心をつなぐ
ずっと
NIPPONの47人







渋谷ヒカリエで開催されている「NIPPONの47人」へ。
三重県代表は尊敬する先輩デザイナー、増田満さん!
満さんらしさがちゃんと出てた展示でした。
三重県の若いデザイナーは、もっと満さんから色々と学んでほしい。

ヒカリエでは、久しぶりにd47の野口さんとも話せたし、愛すべき友人とも偶然会えたし、そこまではとても順調な東京出張でしたが、そのあとに行った、大治くんのお店「組む東京」へ行ったらまさかのお休み!
感動はまた次回にとっておきます。

写真の橋は、僕が隅田川の橋の中でもベスト3にはいるくらいに大好きな、白い豊海橋。
何度来てもホッとする大好きなエリアです。
43歳の誕生日



本日、4月24日、おかげさまで、43歳となりました。
たくさんの方からお祝いのメッセージをいただきました。
SNSが普及してから、今日が僕の誕生日だと言うことを知っていただける人が増え、自分ではもう、誕生日なんてと思う反面、おめでとうと言われると、素直に嬉しいものですね。

残念ながら今年の誕生日は風邪をこじらせていて、若干ですがフラフラしてます。
でも、4歳の娘が描いてくれた、ニコニコ笑っている僕の似顔絵は、僕の全部に元気をくれます。
これからもずっと、彼女の中の僕が、いつもニコニコと笑っている父親でいられるように、健康にももう少し気をつかって、あいからわず夢を追いかけて、彼女達の未来のために、今、行動を起こせる大人でいたいと思います。

今年も母親に「産んでくれてありがとう」とお礼を言って、今年からは4人で祝う誕生日に心から感謝をし、止まらない鼻水と、フラつく足下のまま、今日も太陽が昇る頃まで作業は続きそうです。

みなさん、本当にありがとうございました。
あなたに愛を、世界にキスを!



笑い声は時代を超え、想像力は年を取らない。
そして、夢は永遠のものだ。
Laughter is timeless.
Imagination has no age.
And dreams are forever.

by ウォルト・ディズニー
手作りカホン









県民の日のイベント、障がい者交流促進事業の一環として開催している「ツムグ未来製作所2」も盛況のうちに無事に終了致しました。
今回も多くの方にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
カホンというツールを介して、障がい者も健常者も、大人も子どもも、みんなが笑顔になれた1日でした。

手作りカホンのコーナーでは、みんなそれぞれ思い思いのダンボールカホンを夢中で制作してくれました。
カホン体験会も大好評!
快くご協力をご快諾いただいた越仮さんに心より感謝致します!

一方で、障がい者と健常者の「交流」という点ではまだまだ成功とは言えませんでした。
この両者の間には、まだまだ見えない壁があります。
今回のイベント中に限って言えば、どうやら一般の方は障がい者の方に過度な遠慮があるようだし、障がい者施設の支援員の方々も、写真とか、場所とか、そういう所にちょっと過度にピリピリし過ぎているように見えました。
せっかくみんなで一緒の物を作って楽しむ場所なんだから、もっと気楽に、って思ってしまうけど、そうはいかない事情ってやつがあるんですよね、やっぱり。
本当に難しいなあと感じたし、自分達の無力さも実感せざる得ない体験でした・・・。

そういった点も今後の課題のひとつとして、でも、そういう壁を、誰もが軽く越えていける日がくることを信じて、第3回では何をしようかな~。
どうぞ、ご期待くださいね。
2015.04.20 12:30 | Permanent Link | 日記・デザイン



桜は散ることを知りながら、咲くことを恐れない
(日暮真三)
 
 
ここんところの雨で、桜も散り始めてきた。
道路や地面に花びらがびっしり。
今年も美しい姿を見せてくれてありがとう。
また来年、会いましょう。
久しぶりの鳥羽





久しぶりの鳥羽体験。
ドローンによって荷物が配達されたり、自動運転の車が実現間近な時代にあって、老舗ホテルの、決して粋という類のものではない、ただ単に不便だというレベルの古風さや、イルカ島のハンパない昭和感や、鳥羽一番館のマニアックな雰囲気は逆に新鮮だった。

2日間で色々な場所を視察。
鳥羽水族館のスナメリには癒やされたなあ。
なんてかわいいんだろう。
僕のほうへ来て、うんうんと頷いては泳ぎだし、またまわってきてこっちを見てウンウンとやる。
それを3回くらい。
かわいすぎて完全にメロメロでした(笑)。

おもしろかったのは初日に行ったイルカ島。
磨かれた昭和感があちらこちらにちりばめられていて、そういうテーマパークな雰囲気。
イルカのショーはやっぱり可哀相な感じが拭えないのでチラッとだけで切り上げて、ロープウェイで展望台へ。
気持ちよかったあ。
ロープウェイもある意味でスリル満点。
でもこの昭和感、決してキライじゃありません。
むしろ好き。

ホテルに帰ってきてベランダに出てみたら、鳥羽マリンターミナルで現三重県知事の鈴木知事が街頭演説中。
もうすぐ選挙だからだね。
でも、大音量の演説&応援演説は、せっかくの景色には不釣り合いの光景でした。
願わくば、あの日、はじめて鳥羽に来た観光客(特に子ども達)のホテルからの景色に関する想い出は、大音量の演説ではなく、波の音と船の汽笛であって欲しい、と思う。

鳥羽視察の最後に訪れたのは鳥羽マルシェと鳥羽一番館。
鳥羽マルシェはそこそこ賑わっていたけど期待してたものとは違っててちょっと残念。

その後は、ここもきっと20年ぶりくらいの再訪ではないかと思う鳥羽一番館へ。
ここの2階には、BEPPINという名の、三重県内の色々な伝統工芸などの逸品が買えるコーナーがあり、鳥羽一番館としても力を入れている感じはすごく伝わってきましたが、僕的には頭をかかげてしまいます。

もちろん、三重県内の逸品たちは確かに素晴らしいし、鳥羽にはこれといった伝統工芸品がないのかもしれないけど、でも、本来ここでやらなくてはいけないことは、鳥羽のものをもっとかっこよく見せる工夫なのではないかなあと。
伊勢でも、松阪でも、四日市でもなく、「鳥羽らしさ」なもの。
せっかく鳥羽に来たんだし、安っぽい土産物的な鳥羽感ではなく、もっと、鳥羽のかっこよさみたいをもの感じたかったなあと思う。
結局、赤福だけを買って帰る観光客もわりといて、それってなんなんだろうなあって、思ってしまいました。

まあ、鳥羽の何を知っているわけではない僕ですが、結果的には楽しくて、また来たいなあと思った旅でした。
松阪から高速で30分たらずで来れる距離を「旅」と呼んでいいのかどうか、ですけどね。
遷座奉祝祭





三重県多気郡多気町の佐奈神社にて行われた遷座奉祝祭へ。
佐奈神社は、古事記に登場する、天手力男命と天宇受売命を祀っている神社で、今回の遷宮に合わせて新作された干し柿と2種類のお菓子のパッケージデザインを担当させていただきました。

色々なジレンマを抱えながらのデザイン作業でしたが、無事に販売されて、とりあえずはホッとしています。
どれも多気町や佐奈地区に関連する食材(次郎柿や伊勢いも等)で作られた、佐奈感たっぷりの美味しい干し柿とお菓子です。
本日より販売開始とのこと。
見かけた方はぜひ。
鳥たちの歌声



ウォーキングする時は大抵イヤフォンで音楽を聴きながら。

今日も心地よい陽気の中、イヤフォンで音楽を聴きながらウォーキングしていると、イヤフォンをしていてもわかるくらいの鳥たちの鳴き声が音楽に被さってくる。
そしてこれがまた、すごくいいアレンジになってる!

そのうち、音楽のボリュームを少し下げて、鳥たちの声をより強く。
しばらくしたらさらにボリュームを下げる。
なんとも気持ちいい。
歌っているのか叫んでいるのか、よくはわからないけど、なんて美しい声。

そして最後には、音楽を止めて、イヤフォンを取って、鳥たちの声だけを聴く。
結果、これが一番心地よかった。
ここにいることの幸せを感じる一瞬。

花粉症じゃなくて本当に良かった、とも感じる一瞬。
蒼氓
都会を知らない田舎の子ども達に、田舎の良さをどう伝えるか。

田舎を知らない都会の子ども達に、都会の良さをどう伝えるか。

都会だろうと田舎だろうと、日本だろうと世界だろうと、この空は繋がってるんだってことの意味を、デザインはどう伝えればいいんだろうか。


山下達郎さんの蒼氓を聴きながら。
散らかった机の上を掃除しながら。


▼蒼氓
https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%92%BC%E6%B0%93
雨の日



「雨を感じられる人間もいるし、ただ濡れるだけの奴らもいる。」
(ボブ・マーリー)


雨の日のウォーキングも気持ちのいい季節になってきました。
自然と口ずさむのは、ジョニー・レイの「Walking In The Rain」。
ジーン・ケリーの「Singing In The Rain」じゃないあたりが、根暗な僕らしいところ。

たんぼ道には、たくさんのつくし。
僕は今年はまだ食べてませんが、先日、娘は保育園でつくしデビュー。
おいしかった~と言ってました。
シティ カブリオレ
懐かしい~!
デザインを担当したのが、ピニンファリーナだったとは、はじめて知りました!

http://www.carsensor.net/contents/editor/_28571.html?vos=ncsrprst2014102819hi
そんくらいの男



六本木のミッドタウンにある、21_21 design sightで開催中の単位展では、色々な単位のことを楽しく学べる仕掛けがいっぱい。
その中のひとつ、ぴったり5秒で止めるストップウォッチコーナーにて。

惜しいなあと残念がるか、持ってねえなあ、俺、と嘆くか、俺は常に0.01秒先の未来を生きていたいとアホなこと言って粋がるか。

そして実際に僕が取った行動は、無言無表情でサッと写真だけ撮って、誰にもわからないくらいに小さくニヤッっと笑ってその場を立ち去る。

結局まあ、そんくらいの男です。
人間です。
想像力
本当に一番辛いのは誰か。
本当に一番悲しいのは誰か。

それもまた、想像力なんだと思う。
きっと、この国に今一番必要で、この国に今一番足りないもの。
Book matches





伊勢市のデザイナー・中谷武司さんからいただいた、Book matches。
中を開けると、二見の御塩殿の扉のかっこいい意匠と、有名な二見のお塩が。

高校が伊勢だった僕にとって、二見という場所は今でも思い出すと胸が苦しくなるような切ない記憶の場所。
そう、このお塩と同じ、しょっぱい想い出です。

素敵なデザイン。
素敵なデザインの大先輩。
中谷さん、ありがとうございます。

この塩を舐めながら、泣かせてもらいます。
Playback.fm
僕もやってみた。
自分の誕生日に全米NO.1だった曲を教えてくれるサイト、「Playback.fm」。
結果は、Roberta Flackの「The First Time Ever I Saw Your Face(愛は面影の中に)」。
この曲、メロディーもアレンジもジャケットのデザインも、全部大好き。


▼Playback.fm
http://playback.fm/birthday-song
デカ過ぎる夢



今日は、オーストラリアのバイヤーさんを、松阪木綿の唯一の織元へご案内。
これまでに軽く50人以上はご案内しているが、今年に入ってからは初めて。

僕はここへ来る度に、松阪木綿を再興しようと決めたあの頃の、ちょっと気負い過ぎくらいの想いを改めて噛みしめる。
そして、これまでの道のりを振り返って、宿る真の魅力や価値を「正しく」伝えていくことの難しさに肩が重くなる。
やっぱりまだちょっと、気負い過ぎてるんだろうな。
それじゃダメだ。
もっと自分達が、もっと楽しんでいかないと。
結局いつも、最後はそう思う。
そんなことを繰り返してきた。

バイヤーさんからいくつか質問をされて、もう自分でもちょっと忘れてたデカ過ぎる夢のひとつを思い出した。
2008年に丸川商店というブランドを立ち上げた頃、松阪木綿の現状に大きな危機感を感じたあの頃、その他の伝統工芸もまた、同じように喘ぎ苦しんでいる状況に胸が苦しくなったあの頃、何も考えずにフライングで人に言い放った夢。

「いつか、日本の伝統工芸を継承しようとがんばる若い奴らと力を合わせて、共同で、ニューヨークとパリとロンドンに、小さくてもいいからショップを出すんだ」、なんて。
アホかも知れませんね。

でも、そう言い放ったあの頃の自分は、結構キライじゃない。
無謀だし世間知らずだし無知にもほどがあるけど、その夢が叶う方法を、また探してみたくなりました。
悪いクセです、ほんと。
時代は変わる
清澄白河に事務所を構えたのが、2006年。
その頃の清澄白河は雰囲気だけがものすごく良くて、でも本当に何もない町だった。

もちろん、すでにヨーガンレールもあったし、小山登美夫ギャラリーも有名だった。
でも、東京の人に「清澄白河」と言っても知らない人が多い時代だった。
名物と言えば、清澄庭園かお相撲さん達がフンドシで闊歩してる光景くらい。

カフェもなかったし、駅前にファーストフード店すらなかった。
それがいつの間にか、コーヒー激戦区だとか、注目のスポットだとかになっている。
で、極めつけはブルーボトルコーヒー。
時代は変わるもんだなあ。
ちょっと先取りし過ぎたかな。

http://wired.jp/special/2015/bluebottle/
あけましておめでとうございます。



昨年は新しいスタッフに恵まれたり、新しいプロジェクトもあったり、次女が産まれたり、とにかく色んなことがあって、色んなことを感じて、考えて、学ぶことが多かった1年でした。

「顧客はあなたがしていることを購入するのではなく、あなたがそれをしている理由にお金を払うのです」(サイモン・シネック)

今年は43歳になる年。
変化も失敗も非難轟々も恐れずに、僕らしく色々とやっていきます。 

今年もよろしくお願いいたします!
滋賀県



滋賀に来てます。
特に理由もなく滋賀を巡ってきましたが、さすがは松阪を作った蒲生氏郷が生まれた場所だけあって、松阪と同じ地名が多いのと、町の雰囲気が松阪によく似ていました。
もちろん、「寂れ感」も「荒さ」もね(笑)。

彦根城は思ったよりも小ぶりでしたが、かつてはここに誰かがいて、そこで行われてきたであろう色々なことを想像しながら目をつぶると、体験したことなどもちろんないのに、その時代の音や声が聞こえてくるような気がしてくるから不思議です。
命が繋がれてきた結果として、今日がある。
なんだかそんなことを、細胞やDNAのレベルで呼び起こされそうな気がして、ちょっと身震いさえします。

帰り道、ある場所を通ったときに、なんだかどよ~んとした所だなあと感じていたら、「関ヶ原」の文字。
なるほど、このへん一帯も、多くの命が合戦で消えていった場所。
どよ~んとしてるはずです。

いいこともあれば、悪いこともある。
それが歴史だし、それが人生。
きっとそれは、未来も一緒。
それでも未来を信じて、命がけで、命をつないでいく。
彦根城の立派な石垣のよこを歩く、小さな娘の背中。
昔も誰かがこうして歩き、未来の誰かも、きっとこうして、ここを歩く。
当たり前なんだけど、やっぱり不思議なんだよなあ。
孫の手



めちゃくちゃ乾燥するこの時期、こいつは手放せない長年の良き友。
もうかれこれ30年くらいのおつきあい。
その前は父親が使ってたから、いったいこいつは何歳なんだろう。

まだまだこれからも、僕の背中を頼んだよ。
レゴ



娘たちが寝たあとは僕の番。
Duploだけどね(笑)。

かたまった頭を柔らかくするのには、レゴはかなり有効です。
母娘のお揃いカップ



奥さんと娘が愛用しているお揃いのカップは、大好きな「イイホシユミコ」さんの。
毎日使うほどに愛着が増していきます。

「主張しすぎず、でも暖かくて、作り手の手あとを残さない器作り。」というコンセプトが本当に素敵。
惚れ惚れします。
さをり織りのバック



4歳になったばかりの娘が愛用しているバックは、津市の福祉作業所「工房いなば」さんのさをり織りのバック。
振り回したりして結構使い込んでるけど、すごく丈夫です。
今度の24日のイベントにも出品されるかなあ。
楽しみです。
ツマズク
つまずく石も縁の端。
ツマズキヅキ。
つまずくことで、気づくことがたくさんある。
本当に。


ナイスな週末を。
ある日
もしも叶うなら、理が非でも、是が非でも、戻りたい過去の「ある日」が、僕にもある。

戻れないことも、戻ってはいけないことも、もしかしたら、本当は戻りたくない自分がいるのだとしても、そんな「ある日」が、きっと誰にでもあるはずだ。
 
と、思う。
 
皆さんも、ナイスな週末を。
優しきスタッフ達



ここんとこ、徹夜が続いている僕のために、大好きな本田翼さんの映画のチラシと、これまた大好きなカルピスのあめちゃんを、わざわざ僕のために、スタッフが用意してくれました。
なんて優しいスタッフなんだ(涙)。

会社で一番の年寄りである僕を一番働かせる、そんな優しきスタッフ達よ~!
愛してるぜ!
田舎という名の贅沢
キーワードは、「Luxury Country」。


都会に暮らす人達へ、「田舎」という名の贅沢を、ちょっとだけおすそわけ。

お楽しみに。
G TRUCKS MARKET



来年度開催予定の「C荘」に続いて、同じく来年度に開催予定のプロジェクトをもうひとつ。

どこの村にも、じいさんと軽トラックはたくさんある。
その数の割合の多さから言えば、これはもう、村の資源と呼んでいい。
そんなことで生まれたのが、「G TRUCKS(ジートラックス)」というプロジェクト。
じいさんの「G(GrandfatherのGでもある)」と、軽トラックの「TRUCK(S)」。

そんでもって第一弾は、「G TRUCKS MARKET」という、いわゆるマルシェを開催予定。
じいさん達の軽トラックの荷台をそのまま販売の台に使います。
軽トラ市みたいなイメージですが、実際はちょっと違います。
それは、デザイン的やコンセプト的やルール的だったりしますが、その辺の詳細はまたにして、とにかく、じいさん自身が育ててる野菜を売るのももちろんいいですが、例えば軽トラックを持っていない出店者には、軽トラックの荷台を販売スペースとして貸し出します。
基本的にその賃料は、軽トラックの持ち主のじいさんのふところに。
飲み代の足しにはなるでしょう。

まあいわゆる、村おこし的なプロジェクトの一環ではありますが、そういうものを抜きにしても、プロジェクトを共同で立てているパートナー達と、なんか単純に楽しみながら企画を練っています。
ちょっとしたデザインをプラスした、荷台を屋台にした軽トラックがずら~っと並ぶ光景もきっと見物。
開催数が増えれば、じいさんのこづかいも増えて、やがては村の景気が良くなったりして(笑)。
経験
なんか色々あって、実現させそうと奮闘はしてみたものの、結局は流れてしまったプロジェクト、ってのが時々ある。

その時は残念というか、悔しいなあというか、そんな風に思うんだけど、あとになって考えてみたら、流れて良かったんだな、と確信できたりすることもある。
今年はなんだか、そういうことが結構あった1年だった。
 
「経験とは、求めていたものが、手に入らなかった時に手に入るもの。」
(Experience is what you get when you didn't get what you wanted.)
 
信じられなかったとしてもきっと、僕もあなたも、「それ」でよかったんだ。
今までなら、「縁がなかっただけ」ではなく、ヘタレの自分がただ単にチャンスをつかめなかっただけ、と思っていただろうけど、でもなんとなく、結果的には自分にとっての正しい道へ導いてくれているような、そんな気もする。
 
誰かにとって価値のあるものが、僕にとっても価値のあるものとは限らない。
もちろん、その逆も。
だからこそ、ちゃんと自分の価値を生きよう。
自分の価値で生きよう。
でなきゃ、ハッピーになんかなれっこない。
C荘



東日本大震災前に企画を立てたものの、震災をうけて止まったままになっていた、クリエイターのための社会見学「C荘(しーそう)~CREATORS APARTMENT~」を来年、開催することにしました。

最初の企画では東京で開催予定だったんですが、そういうわけで三重県での開催となります。
東京時代みたいにクリエイター友達が三重県にいないので、どうやって人を集めようかと思案中ですが、まあ、FBとかもあるし、なんとかなるだろうと思っています。

現在、伊勢型紙などの伝統工芸の現場や、左官屋「蒼築舎」さんの現場や、伊勢神宮の裏ツアーなどを予定しています。
参加資格はクリエイターの方。
基本的にジャンルは問いません。
「自称」でもギリギリ構いませんが、クリエイティブ系のお仕事以外の方は申し訳ないですが参加できません。
企画がまとまってきたら、ここでも告知させていただきますので、宜しくお願い致します。
俺ら東京さ行ぐだ
結局僕は、銀座に山は買えなかったけど、田舎に帰ってきて、いつでも好きなときに山に行けるようになった。
 
それはとても良いことだけど、やっぱり良いことだけがあるわけもない。
今年もリーディング産業展に参加させてもらって、自分達がどのように見られているのかを思い知らされる。
そしてその姿は、僕自身が望んでいるものにはまだまだ遠い。
 
吉幾三さんのごとく東京を目指した僕が、16年間でやっとこさ手にいれたものは結局、ベコ(牛)でも馬車でも山でもなく、現在地を思い知らされる至極アナログなGPS風の何かだったのかも知れない。
 
自分たちが立ちたい場所に、いつか必ず。
そのためにしなければいけないことは、目の前にある段差を確実に正しく乗り越え、目指すべき先を、目ではなく心で見失わないことだ。
 
1日に1度だけくるそのバスに、明日こそは乗り遅れないように。
 

▼俺ら東京さ行ぐだ
https://www.youtube.com/watch?v=UzRVEQDxiOo
大量生産



以前、小学6年生たちと、田舎の良い所はのどかで自然が豊かなとこで、田舎の不満なところは不便だってことについて一緒に考えた。
僕は、こういう矛盾の解決策を考えるのが個人的にすごく好き。
パズルのような、なんとも言えないワクワク感がある。

さて、現在探している僕のパズルのピースは、なぜ、日本車並に壊れないアストンマーチンやマセラティが作れないのか、ということ。
トヨタがお金のことを全く無視して作ったとしたら作れるんだろうか。
または、アップルがデザインをすれば作れるんだろうか。

大量生産する日本の安い車たちには、壊れないという安心感はあっても、そこにクラフトマンシップや職人魂という熱がないと誰かが言ってた。
本当にそうだろうか。
この、壊れない車(正しくは壊れにくい車)は、間違いなく、職人や技術者が必死になって作り上げた、高い技術の結晶のなせる技だと思うのだが、たとえ壊れやすくても、アストンマーチンに感じるクラフトマンシップに心が躍る本当の理由はなんだろうか。

そもそも、外車は本当に壊れやすいんだろうか。
壊れやすい理由が、作られた国の気候や風土が違うから、というのならば、海外の日本車は壊れやすいんだろうか。

カルマンギアに乗りたくても、すぐに壊れるのはやっぱりきつい。
壊れて手のかかるところもかわいいという感覚は理解できるけど、でもやっぱりなるべく壊れないほうがありがたい。
シトロエンの2CVに乗るオーナーは、壊れてもメーカーに文句を言ったりしないという人もいるけど、逆に壊れなかったら文句を言うんだろうか。

1時間も車で走っていると、少なくみても20台くらいはプリウスを見かける現代。
環境に優しい車がうじゃうじゃ増えることは、やっぱり良いことだと誰もが納得するんだろうか。

もっと言えば、大量生産はよくないという風潮のこの時代において、大量生産はまるごと悪なんだろうか。
確かに、ゴミを増やすのは最悪。
数は少なくても長く使えてゴミにならないものが良いに決まっている。
では、ゴミにならない大量生産は?
すべての人の腕時計がパテックフィリップだったら?
すべての人のシャツがオーガニックだったら?
世界中の人が、丸川商店の商品を使ってくれたとしたら?
そういう大量生産が可能だったら問題はないってことなんだろうか。

iPhone6とiPhone6Plusの販売台数が発売から1ヶ月で2000万台を突破したらしい。
これはもう立派な大量生産だと思うんだけど、それはどうなんだろうか。

心理学者のバリーさんは、選択肢の多さが逆に人々の幸福度を下げていると言ってた。
世の中が一斉に大量生産をやめて、作れる数は少ないけど、専門性を持ったメーカーがすごく増えたとすると、僕らの幸福度は下がるんだろうか?
ならば、幸福度が下がらない豊富な選択肢は可能だろうか? 

矛盾は難しい。
でもどこか楽しい。
ねじれたつじつまをほどくこと、それもきっと、クリエイティブなんだろう。
三重県のダメなところ
自分たちでは企画やアートワークができないからデザイナーに依頼する。
デザイナーは色んな角度から考えを巡らせて、本質がどこにあって、どういうものであるべきかを何度も検討して、どんな未来へ連れていってあげるべきかに最大限の注意を払いながら、これまでとは違う形やスタイルや意味合いを提案する。
担当者たちは喜んでくれる。
でも、提案された内容を上層部が理解できない。
理解できないから却下される。
その後、向こうの都合に合わせて内容がどんどん変更される。
デザイナーにとっては、どんどんかっこ悪く、どんどんトンチンカンな内容へと変えられていく屈辱に耐えられなくなる。
だったら最初から頼むなよ!
でも、一度引き受けた以上は途中でサヨナラは出来ない。
担当者が謝ってくる。
君たちは悪くない。

三重県のダメなところ。
悲しくなってくるね、ほんとに。
気づいてしまったからには。
三重県の障がい者雇用率全国最下位の返上を目指した「障がい者交流促進事業」を受注してから、僕もスタッフも色々と動き回っています。
その中で感じるのは、三重県の障がい者のことに関する機関の対応や態度の悪さ、意識の低さ、仕事の質の悪さがあまりにも目につくこと。
なぜ、三重県の障がい者がいまいちハッピーでないのか、なぜ、障がい者の雇用率から見えてくる、一般社会と障がい者の「疎遠」が全然ちじまっていかないのか、少しずつ見えて、わかってきました。

三重県は、おっとりとした優しい人が多くて、無理に競わず、のんびりしている県、かもしれませんが、それと同時に、見て見ぬふりが横行してます。
ぜひとも、各関係機関には、本気でやるってことの本当の意味を、今一度理解してほしいなと強く感じます。
三重県が、障がい者たちの雇用率の向上や生き生きと働ける環境の向上を本気で目指しているってことを、デザインを使って一般の人へ広く伝えていくことも僕の役割なのだとしたら、それこそ本当に本気を出してもらわないと、僕はうそつきになってしまう。
僕に受注させてしまったからには、これまで慣習として見て見ぬふりをかましてきやがったものを、おもいっきりひっかきまわさせていただきます。
12月に三重県知事とのトークショーも行います。
その中でも、そのあたりのこともお話させていただくつもりです。

アップルのスティーブジョブズとジョナサンアイブが、誰も気付かないような製品の細かい部分に徹底的にこだわってきたのは、たとえそれが機能性については何ら関係のないものだったとしても、自分たちがそれに気付いていた以上、解決しなければならなかったから、だそうです。
三重県の障がい者が今よりも少しでもハッピーになれるように、発見したその問題がたとえ、僕に与えられた役割以上のことだとしても、それに気づいてしまったからには解決しなければいけない。

ひとりの三重県人として、ひとりのデザイナーとして。
さき織り







デザインで障がい者のハッピーをサポートしようと立ち上げたプロジェクト「バードライク」。
スタッフ達と一緒に作業所まわりを始めています。

例えば、丁寧に織り上げられた色とりどりのさき織り達。
創造力をバッチバチ刺激してくれます。

さあさあさあ、これで何を作ろうかな。
バードライクのオリジナルプロダクト、どうぞお楽しみに!
テリーとドリー
仕事中、「生きてるってなんだろう~生きてるってな~に」と口ずさんでいたら、うちの若いスタッフから、それ何の歌ですか?という呆れた視線。

おう、またもやジェネレーションギャップか・・・。


テリー&ドリー、お互い気張って生きていこうぜ!


▼笑う犬の冒険「テリー&ドリー」
https://www.youtube.com/watch?v=oF-6s_Vnz4o&t=8s
アホの坂田
関東の人には、あまり馴染みがないかもしれませんが、関西圏で育った僕らにとって、吉本新喜劇のアホの坂田こと、坂田利夫さんは、なんだかんだ言っても、やっぱりスターです。

子どもも大人も、みんな、いっぱいの愛を込めて、彼をアホと呼びます。
まあ、そんな文化、東京じゃあ通じませんが(笑)。

僕はいつも、テレビでアホの坂田を見るたびに、彼にこう言われているように感じています。
 
「かっこつけんなや、かっこ悪い。」
 
はい、師匠!
東京のお年寄り



東京のお年寄りには、田舎のおばあちゃんみたいに、畑仕事で腰が曲がったままになってしまった人はほぼいない。
東京のおばあちゃん達は、あんな風に腰が曲がるのは嫌だろうけど、そうやって腰を曲げてくれる人がいたから、美味しい野菜が食べられてきたわけだ。

そう考えれば、田舎のおばあちゃんの腰が曲がった小さな小さな背中は、やっぱり美しいんだなあと思う。
東京にて。







aeru目黒店からの、12月のイベントの打ち合わせで、ひっさびさのスパイラルへ。
スパイラルの受付電話は懐かしの黒電話。
あと、アップルストア表参道の開放感はすごいです。

昼間は暑かった東京も夜はかなり冷えてきました。
明日は渋谷でインタビューを1件受けて、山猿はそのまま山へ帰ります。
いちごに



伊賀・青山ホールにて行われた「いちごに」のコンサートが大盛況のうちに終了しました。
演奏力といい、お人柄といい、色んなところで何度も言っていることですが、とにかく「いちごに」は最高です!

ミエノコ合唱隊の子ども達も、リハの時の心配はどこへやら、本番が一番上手でした。
よくがんばった~。
急遽、僕も一緒に歌うことになりましたが、子ども達の邪魔になってなければいいんですが。
これからビデオを見て確認します。

最後に憧れのいちごにのお二人と記念撮影。
それにしても、かわいすぎるぞ、この2人。

いちごにのお二人、そして子ども達、素敵な夜をありがとう~!
女の子



3歳になる長女も今でも時々ありますが、3ヶ月になった次女を見て、ほぼ全ての人がたっぷりの自信を持って「かわいい男の子ですね~」と言う。
中には、「男の子の兄弟は大変でしょうね~」と返答に困ることを何の疑いも持たずに言ってくる人もいたり。

こうなったら、「こう見えて、女の子です」という缶バッヂを作って売るしかないな。
全国の同じ思いをされている親御さん達、めげずに乗り越えましょう!

誰が何と言おうと、たまらなくかわいくて愛おしい娘達です。
こう見えて。
銀座・手仕事直売所 2014



今年も、松屋銀座で開催された「銀座・手仕事直売所」に参加させていただいた。
5回目の参加となる今年も、いい出会いがたくさんあった。
それと同時に、やっぱり反省点もたくさんある。
なんで毎年あるんだろう。
成長しないのはなんでだろう。
まあ、それはゆっくりじっくり考えるとして、一番の反省点は、自分たち自身が、自分たちの商品のことをまだまだ完全に理解できていないと感じることだ。
 
丸川商店は毎年、松阪木綿の商品を出品している。
もちろん、お客様に比べたら、松阪木綿について、僕たちは圧倒的な量の知識を持っている。
でも、やっぱり完全ではない。
もっと的確に、もっと手短に、もっとスマートに、商品の良さや、その商品があることで生活がどのように満たされていくのかを、納得できるレベルで全然説明できていない。
ましてや、押し流されるような人混みの中で、通り過ぎるお客様へ確実に訴求していく言葉と店構えが絶対的に必要なんだ。
 
アインシュタインさんも言っている。
「簡にして要の説明ができないのは、十分に理解できていないからだ」。
そう、説明するのが苦手なんじゃない。
まだまだ完全に理解できていないから、まだまだうまく説明できないのだ。

ドイツの画家、ハンス・ホフマンさんも言っている。
「簡素化というのは、不要なものを削り、必要なものの言葉が聞こえるようにすることなんだ」と。
だとしたら、まだまだ僕らは、不要なものが削れていない。
必要なものの言葉が聞こえていない。
ほんと、まだまだ、なんだなあ。
 
だからこそ、「品揃えが幅広いかどうかではなく、品揃えが正しいかどうかの問題」という言葉のとおり、自分たちが完全に理解し、それを簡にして要な説明ができる量やサイズに絞っていくことが大事なんだなあと強く感じた。
例えば、たったひとつだけの商品しかないメーカーがあったとして、完全に理解できる範囲が、たったひとつの商品であるならば、それが正しい、ということだ。
それで勝負するしかないし、それで勝負していくべきなんだと思う。
 
以前、ある人に教わった。
「自分が全力でクオリティにこだわれるサイズが大切」なんだと。
そういうことなんだなあ。
そういうことだ。
昼寝しよう
町内のゴミ捨て場にゴミを捨てにいく途中、1匹のカエルが前を横切っていった。
だからというわけではないが、これからの僕がやらなければならないことは、まず、本当は「なんだかなあ」と思っている付き合いや仕事をすべてやめること。
意味を感じない人やコトからきっぱりと離れること。
時と場合によるけど、時々いい人ぶるのはもうやめよう。
住みたいとこに住もう。
乗りたい車に長~く乗ろう。
自分のデザインに、あらゆるものを集中していこう。
もっと軽く生きよう。
そのために、体重も軽くしよう、がんばって。

会いたい人に会いにいこう。
会いたくない人のことは存在自体を忘れてしまおう。
付き合いの長さに縛られないようにしよう。
木や花や草や水や、そんな自然ともっと溶け合おう。
娘達の夢を聞いてあげよう。
僕の夢も聞いてもらおう。
自分をもっと信じてやろう。
自分をもっと解放しよう。
大好きな人にはまっすぐに大好きと言おう。
常識を疑おう。
正義も疑おう。
自分にあった価値を見つけよう。

恥をかこう。
つまずいて倒れたら寝転んで星を見よう。
ビジネス書や自己啓発のたぐいの本は全部捨てよう。
もっと絵を描こう。
曲作りもまた再開しよう。
新しいギターを買おう。
ハーモニカの掃除をしよう。
上ではなく前を目指そう。

もう一回昼寝して、夢の続きを見よう。
あの人が夢に出てきたら、今度こそはちゃんと告白しよう。
そしてちゃんと、フられよう。
やりたくないことはもうやめよう。
やりたいことだけがんばろう。
かっこつけて清く正しく生きていこう。
いずれくるその日に、ざまあ見ろとほくそ笑んで死んでやろう。


ちょっと疲れたから、また昼寝しよう。
その前に、もう一回、おしっこしておこう。
佐藤卓さんと。



デザインに心が踊りまくったのは、ディーターラムスのデザインを知った時。
ただし、20代前半の僕こそが、デザイナーは装飾屋だと思い込んでいたもんだから、そのデザインの本意は全く理解できていなかった。

東京に出て、わりとすぐにデザイン事務所を立ち上げて、最新のデザインや最新の技術を追い求めまくっていた日々。
やがてお決まりのように頭を打ち、デザインを嫌いになりかけていた時、僕を救ってくれたのが工業デザイナーの柳宗理さんの存在だった。

その後、自分なりの方向性がようやく固まってきた時、それを応援してくれたのが、僕が勝手に師匠と呼んでいる、グラフィックデザイナーの柏木江里子さん。

そのおかげで、ようやくにしてデザインってものを理解することができるようになり、自分なりの方法論や定義を人に話し始めた頃に、スタッフが教えてくれた、デザイナーの佐藤卓さんのデザインや考え方、存在そのものにドーンっと背中を押してもらえた。
これが極めつけ。
これで僕のデザインの方向性はほぼ固まった。

しかし、これまで、柏木さん以外の3人とお話させていただいたことがなかったんだけど、今回、ようやく佐藤卓さんとお話させていただくことが叶った。
やっぱり思い描いていた通りのお人柄で、ますます好きになりました。

紹介してくれた登子さんには心からの感謝と全身で愛を届けたい気分です。
本当に本当に、ありがとう〜!
日本の色の名前って本当に素敵です。

それにしても、K100は「黒」ではなく、「呂(RO)」って言うんですね。
お恥ずかしいことに知らなかった。

大好きな色です、呂。


▼NIPPON COLORS
http://nipponcolors.com
群言堂
先日、群言堂および石見銀山生活文化研究所の松場登美さんが自宅に来てくださり、色々なお話を聞かせていただきました。
もともと僕が東京にいる時に、ブルー&ホワイトの加藤エイミーさんのご紹介で、旦那様の松場大吉さんが僕のショップにお立ち寄りいただいてからのご縁。
でも、三重県出身だという奥さんの登美さんとはなかなかお会いする機会がありませんでした。
 
登美さんと言えば、「復古創新」の言葉の通り、古き良き技術やモノを活用して、新しい商品を次々に提案する生粋のクリエイター。
かつて、銀山の町としてにぎわった大森町も時代の変化と共に衰退。
そんな中、登美さんは群言堂を立ち上げ、もともと大森町にあったごくふつうのかっこよさを時代に合わせて正しくデザインして、新たなブランドを構築。

現在では、それに共感して大森町をはるばる訪れる人が後を絶たない。
何事もなかったかのように淡々と語るのはいかにも登美さんらしいけど、モノ作りにおいても、町おこしにおいても、彼女の言葉は経験と実績に裏付けされた強さと確かさがある。
語り尽くせないほどの苦労もあったはずだが、楽しんでるだけよ、と笑う「普通さ」がなんともかっこいい。
 
登美さんを松阪駅にお送りしたあと、帰りの車中でなんとなく思う。
「デザイナー」をやめたら、「デザイン」にとらわれることもなく、しばられることもなく、もっと自由に、もっと大胆に、心ゆくまでのびのびと、大好きな「デザイン」ができるのだろうか。
 
昼間はセミ、夜は鈴虫。
季節が交差していきます。


▼群言堂
http://www.gungendo.co.jp
セシル
先日、クリエイターの箭内さんもテレビで紹介していましたが、実は僕もここ最近、浅香唯さんの「セシル」がなぜか頭から離れません。
僕にとってのアイドルは、この時代の人達で終了していますが、そんな昔のアイドルの曲で、このセシルはベスト5に入る好きな曲でした。

この曲が発売されたのは僕が16歳の時。
あの頃は歌詞の意味もたいしてわかってなかったと思いますが、40を超えた身には染みてきます(笑)。
問題発生
カベは上を向かせる。
ガケは下を向かせる。
同じ「問題発生」でも、その出会いが意味するものはまるで違う。

何回も言ってることだけど、避けるべきカベなのか、飛び越えるべきハードルなのか、目の前の問題がどっちなのかの、その見極めが大切。

さあ、今回の「問題発生」はどっちだ?
じっくりと、でもスピード感をもって考えてみる。
横浜パラトリエンナーレ







夕方になってようやく雨があがり、吹いてくる風がなんとも気持ちいい横浜は象の花テラス。

今日は、象の花テラスで開催中の横浜パラトリエンナーレへ。
参加者達みんなの素敵な笑顔で会場内は陽だまりのような心地よさです。
横浜



雨の横浜に来ています。
町の清掃作業



本日の朝は、町の清掃作業に参加してきました。
がんがんの日差しではなかったけれど、結構な蒸し暑さで、3カ所も蚊に刺されてしまいました。

実は本番は明日の朝なのですが、明日は出張で出れないので、そういう人のための予備日が今日でした。
住んでいる家の組によって場所が決められているのですが、作業が順調に進んで、決められた場所の雑草がなくなってしまったので、明日の本番の人達用の場所の草も取り始めていたら、「そこは明日の人達がやる場所なんやからやらんでええ」と、おじいさんに注意されてしまいました。
でも、それで明日の人達が少しだけラクになるならそれでいいんじゃないの?、と思いましたが、「そうですか、わかりました」とだけ答えて場所を移動しました。
なんだかなあ。

それと、作業をしている最中、ほうきがあればラクだなあと思う作業があって、でもほうきは持ってきてないので、刈った草で簡易のほうきを作って使ってみたら思いのほか使いやすく、ボロボロになってもそのままほかの雑草と一緒に捨てられるってのが楽チンだなあと思いながら軽快に作業を続けていた時、今度は別のおじいさんが近寄ってきて、「あんた、そんなもん使わされとるんかいな。これ、わしのほうき、使い。」と言って、ほうきを渡され、自作の雑草ほうきは敢え無くゴミ袋へ。
もちろん、カチンと来たわけではなく、ちゃんとお礼も言いました。
だって善意で言ってくれているわけですから。
でも、結構、雑草ほうきでの作業を楽しんでたんだけどなあ。

ま、そんな土曜日でした、というご報告。