2013年 仕事納め
いちお今日、仕事納めです。
全然、納まっていませんが(笑)。

僕の最終学歴は高卒で、美大とか芸大を出たわけでもなく、ましてや、どこかのデザイン事務所で修行した経験とかも一切なく、誰かに直接デザインを教えてもらったこともないのに、上京の3年後、2000年の12月にデザイン事務所を立ち上げてしまった無謀者です。

そして今年、2013年は会社を三重に移したビックイベントの年でした。
正直、仕事のやり方も大きく変わるだろうし、会社を続けていけるのかがすごく不安でしたが、ますます忙しくさせていただいていることに、心から感謝です。
珍味な僕を支え、そして応援していただいている全ての方へ、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

僕は昔、陸上競技をしてましたが、歯をくいしばって走るより、自然な表情で走るほうが、タイムも良かったし、実際に疲れが少なかった。
不思議でしたが、そういうものでした。
ちなみに、笑って走ったらタイムが遅くなってしまいましたが(笑)。

来年は、そんな風に、どんなに忙しくても、どんなに追い込まれても、余計な力を抜いて、頭の中はクールに、でも心は誰よりも熱く行きたいと思います。
そして何より、物事を全部、シンプルに。

今年、まだ夢を叶えられなかった全ての人へ、来年こそはきっと、あなたの夢が叶いますように。

僕もきっと、イストグラフの大好きなスタッフ達と共に、どんどん夢を叶えていきたいと思います!

今年もありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。

よいお年を。
トップデザイナー
今、一番トップのデザイナーって誰ですか?

そう聞かれて、答えに困った。
そもそも、何を基準にトップと判断するか。
収入だろうか? 経験値だろうか? 露出度? 認知度?
どれもあいまいな基準ばかりだ。デザイナーっていっても、ジャンルもいっぱいあるしね。

それでも、旬のデザイナーって言われる人は確かにいる。
数年前の佐藤可士和さんの露出度はすごかった。
どこを見ても、何を見てもって感じだった。
最近では、nendoの佐藤オオキさんがそれになるのかなあ。

ただ、だからトップかどうかなんてことは、正直僕にはわからない。
わからないし、誰がトップデザイナーか?なんてこと自体がナンセンスってことです。

日本には、すごいデザイナーがたくさんいる。
でも、若いデザイナーが、自分の目指す人を見つけるのはいいことだと思うけど、スタイルばかりを目指しても意味がない。
つまりは、昔、なんかのCMで言ってた、

「どう見られるかじゃない。どうありたいかだ。」

ってことなのかなと思う。

自分にしかできない、自分のステージを見つけたもん勝ち。
まあでも、有名デザイナーってものになってみたい気持ちは、わかるけどね。
なれるもんなら、一回だけでも、なってみたいもんだ。

そこからしか見えない景色が、きっとあるはずだから。
費用対効果請負人
最近、新たな町づくりのための意見交換会的なたぐいのものを覗いみて思う。
次世代を担う若者や子ども達のために、という意見も出るけど、その場に若い世代は誰もいない。
若い世代から直接意見を聞くべきだと思うけど、会場内は年配の方ばかり。
ここで何かが決定されていくとして、それがかなり重大な決定である場合も多く、子ども達のためのプロジェクトなのに、子ども達にそれを選択する機会を与えられないのって、やっぱりちょっと不自然に感じる。

「若い人達に見てもらえるような展示の仕方」や「子ども達が興味を持つ仕掛け」とかの必要性を年配者の方々が提案するのはすごくいいことだとして、でも、最終的な決定権を持つメンバーの中に、若いデザイナーや建築家が1人もいない。
そんな奴らをメンバーに入れたら予算がパンクする、っていう人もいるけど、デザイナーって、無駄なコストを削りつつ、最大限の効果を生み出すのが仕事なんだけどなあ。
だからむしろ、安く済むことのほうが多い。
デザイナーは、費用対効果請負人なんだから。

まだまだ、特に地方では、デザイナーの仕事って理解されてないなあとつくづく感じる。
もちろん、やっぱりデザイナー側にも、何か問題があるんだと思う。
まずは、「デザイナー=装飾屋」だとまだ本気で思い込んでるデザイナーからなくしていく必要があります。
驚くことに、地方ではまだ結構いるんです、そういうデザイナー。
だからこそ、デザイナーの仕事を多くの人に理解してもらえるような仕掛けを、たくさん生み出していくことが急務なんだと感じる、今日この頃でした。
大きな決断
僕が思う、アーティストのこだわりと、デザイナーのこだわりの違い。

アーティストは、とにかくこれ!という風に、自分の世界の表現にこだわる。
デザイナーは、目的や予算とかの絶対的な制約の中でのベストな形にこだわる。

言い換えれば、代替案があるかないか、って感じだと思う。

今夜、ひとつの大きな決断をした。
新聞掲載の件
先週の金曜日と勘違いしていた中日新聞の夕刊(東海版)に掲載される件、今度は本当に、今日(20日)の夕刊です(笑)。
ちなみに、東京新聞の掲載は22日だそうです。

松阪木綿について、今正直に思うことをお話しました。
手厳しいことも、生意気なことも言ってますが、松阪木綿への愛があればこそです。
でも、正しく伝わるかが、ちょっと心配。
あと、写真も心配(笑)。
新聞掲載
本日の中日新聞の夕刊(東海版+東京新聞)にも僕の記事が載るそうです。
今度は松阪木綿の話しなんかが中心。
僕が思ってることや感じていることを正直にお話しました。
もしかすると、また敵が増えるかもという一抹の不安はありますが、まあ、気にしないでおきます。

東海三県に加えて、東京新聞にも掲載されるので、東京の方もよろしければご覧ください。
新聞掲載(訂正)
ごめんなさい。
来週20日の金曜日の中日新聞(東海版+東京新聞)の夕刊でした〜。
買ってしまった人、ごめんなさい。
僕もそのひとりです・・・。
幅さんと。



ブックディレクターの幅さんと。

「選書家」や「ブック・ディレクター」なる仕事を世に知らしめた人。
本への愛情が半端ない。
でもそれを押し付けようとしないところがかっこいい。
色々とお話をさせていただいて、たくさんのひらめきをいただいた。
早速試してみたいアイデアがいっぱい!
感謝!
ミスユニバース三重大会







本日は、ミエノコ第3号のゲスト、津軽三味線の伊藤圭佑くんがゲスト出演したミスユニバース三重大会にご招待いただき、行ってまいりました。
招待客ということで、審査員の後ろといういい席をご用意いただきました。
久しぶりの華やかな世界。
完全にアウェーでしたが、楽しい時間を過ごさせていただきました。

ただ、デザイナーの身としては、ツギハギのランウェイやカーテン調の布や会場全体のアートワークの安っぽさが気になります。
最後は順位を間違えて発表してしまうという、いろんな意味で「地方感満載」の大会でした。
まあ、楽しかったんで問題はないんですけどね。

僕が絶対グランプリだと思っていた女性は残念ながら代表に選ばれませんでした。
非常に残念。
でも、代表に選ばれた女性も、本当に素晴らしい方です。
世界大会への道は簡単ではないでしょうけど、三重県代表として、がんばっていただきたいと思います。
応援してま~す!
山崎亮さんと。



コミュニティーデザイナーの山崎亮さんと。
山川さん



Rice puddingの山川さんと。