On the Beach



本当に素敵な本です。
宝物な本がまたひとつ(ふたつ)増えました。

込められたメッセージは、やがて海も世代も超えて、正しくつながっていくはず。

手をつないで、言葉を超えて、つなげていきましょう。
夜の水族館



すごいし、すごく見たいし、ぜひぜひ体感したいんだけど、色が色々変化したり音が鳴ったり、せめて夜くらいは魚たちが心安まる時間にしてあげたいよなあと思うと、やっぱりちょっと行けないんだよなあ。

もちろん、チームラボは文句なしにすごい集団だし、未来の遊園地なんかまさに脱帽だったんだけど、なんだかここまで来ると、デザインやアートの職権乱用というか、人間の横柄さを見せつけられてる気すらしてきて、なんというか、ゾワゾワしてきてしまいます。

http://tabi-labo.com/157594/enosui-wonderaquarium/
2015.07.24 10:56 | Permanent Link | 日記・デザイン
On the Beach
ヨーガンレールさんには、過去3回ほどお会いさせていただきましたが、おしゃれで、物腰の柔らかそうな雰囲気と同時に、こちらの全てを見透かされるんじゃないかと思うくらいの、ある種の「怖さ」を感じた記憶があります。
自分の中の「偽物」など、あっという間に見透かされる、そんな怖さ。

ヨーガンさんは生前、とにかく自然のものにこだわったモノ作りをされてきましたが、そのヨーガンさんが、いくら漂流ゴミだとしても、プラスティックとかを使った作品を準備していると聞いたときは、少し混乱しました。
でも、出来上がった作品を見れば、ヨーガンさんが伝えようとしているメッセージがきっと理解できるはず。
これもある意味、「自然の素材」の一部なんだと言うことなのかも知れません。

ヨーガンさんが残した言葉の中で印象的だったのは、自然の染料と化学染料についての話で、最近では自然の染料よりも地球に優しい化学染料が開発されている。
それなら僕は、進んで化学染料を使う、というお話でした。
これを聞いて僕は、改めて物事の「本質」を正しく理解することの重要性を知りました。
ファッション性ではない、物事の本質。
それをファッションで表現するすごさ。
以前の僕にはあまりにも複雑すぎて理解不能だったけど、最近はようやく、少しわかってきたように思います。

ヨーガンさんを慕う多くの人々が、ヨーガンさんの意思を継ぎ、ヨーガンさんがやり残したことをひとつひとつ叶えていくはず。
それでも、ヨーガンさんにしか出来ないはずのことがたくさんあるのだと思うと、なんだかやりきれない思いになります。

今でも、街でディフェンダーを見ると思い出す。
紳士な笑顔と、その目の奥の、真摯な怖さ。
もっともっと、多くの人に、あなたのメッセージが繋がってほしいのです。

みなさまも、ぜひ、必ず、会場へ。


▼On the Beach ヨーガン レール 海からのメッセージ
https://tabi-labo.com/279829/onthebeach
道ばたにて。







なんでもなく、普通に家の前の道ばたに咲いてるこんな花のデザインに唸る。
勝てっこないよ、自然には。
松阪高校



来週、松阪高校の1年生322人全員に対しての講演をさせていただきます。
松阪高校といえば有数の進学校。
僕が行きたくても行けないような学校です。
それなのに、こんなやさぐれ者が、何を言えば、何を伝えれば、何を届ければいいのか、色々と考えました。

そして、僕が彼らに伝えたいことは、やっぱりただひとつ。
それは同時に、43歳の僕から15歳の時の自分に伝えてあげたいことでもあります。
それが何かはここでは言いませんが、それを素直に、真っ直ぐに、彼ら彼女らに、伝えたいと思います。
ナガオカさんと。



今日もいっぱい勉強させていただきました。
ありがとうございました!
ハロー東京



でも日帰り(泣)。
喫煙車両



レトロ感たっぷりの近鉄特急で家路へ。

僕はタバコを吸うので、1人の時は喫煙車両に乗るんだけど、それにしてもすごい煙と臭い。
服にも臭いが染み込んでしまうほど。

そんな状態の車両なのに、自分がタバコを吸いたいがために、小さな子どもを連れて喫煙車両に乗る母親がいる。
上の子は5歳くらいの女の子で、下の子はまだ歩けない年齢なので母親が抱っこしてる。
これはもう虐待と呼んでいいのではないか。
子どもと居る時ぐらいガマンできないんだろうか。

こんな車両に乗ってもむせることもなく、笑ってる子ども達がなんだか痛ましい。
もう慣れっこなんだろうな。
この母親のことが、好きなんだろうな。

近鉄側にも問題があると思う。
子どもは喫煙車両には乗れないようにするべきだ。

東京出張は楽しかったのに、最後になんだか、すごく嫌な気分。