ポケモンGOが嫌い。
娘達と名古屋へ。
見慣れない景色にキョロキョロして歩く娘に「ちゃんと前を見て歩きなさい」と注意。
と、周りを見渡してみると、周りを見ずに歩きスマホする大人のまあ多いこと。
これじゃあしめしがつきません。

そうこうしてる間に、娘が大学生くらいの女性とぶつかりそうになり、慌てて引き寄せたけどちょっとぶつかってしまった。
驚いた顔をした娘に「言わんこっちゃない」と言いそうになった時、前を見ずにスマホ見ながら歩いてたのはその大学生の女性のほうだと気づく。
しかも謝ることもせず夢中で歩き続ける始末。
もしやと振り返ってみると、やっぱりやってる、ポケモンGO。

いや別にするのはいいよ。
色んな人がいる。
それが多様性。
未来を感じることも全然悪いことじゃない。
でもほんと危ない。
もしもぶつかって娘がケガでもした日には、あ~、ポケモンGOやってたら仕方ないよね、とは絶対に言いません。
間違いなく、鬼よりも激しくぶちギレます。

都会の人混みの中で、120センチもない身長の子ども達は、まるで動く壁の中にいて、その壁がすごいスピードでどんどんと迫ってくる。
そしてその壁の多くが、前を見ずに歩きスマホしてる今の現状は、あきらかに異常です。
娘達にしたら、それこそモンスターがうじゃうじゃいるリアルな状態なんだと思う。
恐ろしいよね。

ポケモンGOのものすごい経済効果を「ポケモノミクス」とか言うそうですが、こんなことは言いたくはないけど、ポケモンGOのおかげで外へ出て歩く機会が増えてコミュニケーションが増えたっていったって、せっかくの外なのにスマホばっかり見て、どんなモンスターが居ましたか?なんて会話ばかりのコミュニケーションって、やっぱり僕には向いてません。

これからもポケモンGOユーザーは爆発的に増えていくだろうし、それによって経済が潤うのはきっといいことなのでしょう。
僕の周りの友人達も結構ハマっているようだし、だからってその人を嫌いになるわけもありません。
でも僕は、せっかく外に出たんなら、スマホをしまって、自然や植物や昆虫や動物や建物や景色とかと、無言のコミュニケーションを楽しみたいなあと思ってしまいます。

ただただ、僕はポケモンGOが嫌い。
ポケモンGOにハマってるこのゾンビのみたいな人たちの光景が嫌い。
おっさんになったんですねえ、僕も普通に。
LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2016
情報公開解禁ということなのでご報告です。

カーブランドである「レクサス」が、日本の各地で、地域の特色や技術を生かしながら、自由な発想で新しいモノづくりに取り組む若き「匠」が、日本全国、そして世界へ羽ばたくことをサポートするプロジェクト「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」を立ち上げ、全国47都道府県から52名の「匠」を選考し、この度、三重県からは僕が、LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2016年度の「匠」としてご選出いただきました。

今後、今年~来年にかけてレクサスさんにサポートしていただきながら、玉城町の伝統工芸「擬革紙」を使った新たな作品を制作していきます。
制作した作品は、レクサス全面協力のもと、国内のみならず海外のメディアやバイヤーに向けて発信されます。
なので、擬革紙にとっては、多くの方に知っていただくいい機会だと思っています。

海外では、自動車メーカーがその国のアートやデザインをサポートするプロジェクトも多いですが、日本はそういう面においては明らかな後進国でした。
そこが日本の企業のかっこ悪さだと生意気ですが僕は言い続けてきました。
ですが今回、第1回目なので色々な課題や問題もあるとは思いますが、それでもレクサスさんが口火を切ってくれたことで、いよいよ本格化していくのかなあと期待しています。

三重県にも、百五銀行や赤福や井村屋など、そうそうたる企業がいくつもあります。
それらの企業が、もっと三重県の伝統工芸やアートやデザインの活動を本気でサポートしていかないと、と思います。

プロジェクトの進捗状況はまた追ってアップさせていただきます。
まずはご報告まで。

http://lexus.jp/new-takumi
七夕
今日は七夕。
逢えるといいね。