ランドセル



来年の春に小学生になる長女のランドセルを選びに名古屋へ。
子どもはもちろん、親の僕らにとっても初めてのイベント。
楽しみです。
SPYN



今年9月よりスタートする、新しいプロジェクトのお知らせです。

三重県松阪市では、数年前から「木綿作り」が盛んに行われています。
小学校で子ども達が木綿を育てたり、遊休農地などを再利用して木綿を育てたり、その活動はどんどん広がっていき、松阪市役所もその活動を後押しするための取り組みを進めています。
手探りで始まった木綿作りですが、年々、技術力も高まり、現在では、かなりの量の質のいい木綿が栽培できるまでになりました。

ですが、問題もあります。
育てたはいいけど、それをどう使う、ということが決まっておらず、あまった木綿を仕方なく燃やしてしまうこともありました。
そういう状況を見て、この木綿を無駄にしない仕組みが必要であり、その整備が急務であるように感じました。

そこで、知り合いにも話しを持ちかけ、栽培した木綿を一手に買い受け、それを糸にし、三重県の木々や植物、野菜などから抽出した染料で草木染めにして、その糸で反物を織り(手織り)、それを使った商品の開発と販売まで行うプロジェクトを立ち上げることにしました。
それが、「SPYN(スピン)」というプロジェクトです。

プロジェクト名の「SPYN」は、「糸を紡ぐ」の英語「Spin a yarn」を僕が勝手に省略した略語(表記)です。
「SPYN」では、木綿を買い上げて、製品化していくことを目指していますが、最終的な目的は、「草木木綿」という新しい木綿文化を育てていくことと、この草木木綿の栽培から販売というプロセスの中で、次世代の担い手達を育てていくことです。

まずはこの9月に、今年の木綿が出来てきますので、その木綿を使って、糸にして、草木染めして、反物を織り、商品を作る流れの最初の実験を行う予定です。
それがうまくいけば、来年度からは本格的な活動をスタートしていけるのではないかと思っています。

このプロジェクトは、まだ生まれたばかりですので、まだまだこれから詰めていかなければいけないことがたくさんありますが、ゆくゆくは、三重県中でこの草木木綿の取り組みが行われるようになって、新たな文化のひとつとして定着することができればいいなと思っています。
そうすれば、遊休農地の新たな活用法となり、さらには、三重県の木綿文化全体を次世代へと繋げていくための追い風のひとつになるのではないか、と考えています。

今後SPYNでは、志を同じにする仲間達を募っていこうと思っていますので、我こそはと思われる方は、この活動にご参加ください。
参加希望の方はご連絡を。

これからの「SPYN」の活動にご期待ください。
そしてどうか、ご支持ください。
宜しくお願い致します。

http://spyn.jp