継承
今日も、ある女性記者のかたと、松阪市と松阪木綿について、語り合った。
毎日毎日、どこかで誰かと、自らのプロジェクトについて語り合っているけど、こと松阪市と松阪木綿のことになると、どうしても「怒り」が混じってしまう。

松阪市と松阪木綿は、一体誰へ、そしてどこへ向かおうとしているのか。
僕にはさっぱり、わからない。

「伝承」はもうお腹いっぱい。
「継承」しようよ、もういい加減。
祥子さん



昨日は東京出張で三重テラスで打ち合わせ。
その後、現在、武蔵大学の2年生の大前祥子さんに、ミエノコについての取材を受けてきました。

彼女はメディア社会学科に所属していて、フリーペーパーという表現方法について取材をされていて、渋谷パルコに設置してあるミエノコをご覧いただき、内容に共感をしてくれたとのことで、今回の出会いとなりました。
大前さんとは、年の差21歳差にして、夢について大いに語り合い、あっという間に時間が過ぎた、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
将来は、広告業界へ進むとのことで、おそらくは、電通とか博報堂とか、そういうところへ行かれるんだと想像しますが、どこに行っても、心に灯った火が消えないように、現在の熱い想いをずっと胸に持ったままでいてほしいなと思います。

いやあ~、それにしても、「未来を語る」って楽しいな~!
大前さん、ありがとう!
お互いにがんばりましょう!

これからもずっと、ミエノコという冊子が、いろんな人の心に火を灯す存在で在り続けられるように、がんばります!
母の口癖
20代の時に東京へ出た。
地元を出るその日、駅まで見送りに来てくれた母はずっと泣いていた。
離れてほしくないと、最後の最後まで言い続けてた。
帰省するたびに、母はとても喜んでくれた。

毎回、僕が好きなものを食べきれないほど用意してくれた。
東京へ戻るときはまた、決まっていつも泣いていた。
母の口癖は、「もうこっちへ帰ってきたら?」。
東京にいた16年の間、ずっと言い続けてた。

昨年、三重に戻ると告げたとき、母はとても喜んでくれた。
ずいぶんと長く、待たせてしまったな。
これからはもう、見送りで母を泣かせることも、遠く離れて暮らすこともない。

母に親孝行ができるとしたら、授けてくれたこの人生を楽しむこと。
生まれてきて本当に良かったと、心から思えるくらいに。
産んでくれて、本当にありがとうって、言えるくらいに。

僕は今、人生を最高に楽しんでいる。
大好きな母がくれた、この人生を。

長生きしてね、おかん。
松阪高校生と。



先日、松阪高校の寺村先生から、うちの生徒で、伝統工芸に興味を持っている子達がいるので、話しを聞いてあげていただけませんか、というお電話をいただき、昨日、子供たちとのミーティングに行ってきました。

現在、松阪高校の2年生である、中川君と上野君から、「伝統工芸を現代に活かしていくにはどうすればいいですか?」や「伝統工芸をビジネスに繋げていくにはどうすればいいですか?」という質問を受け、僕なりの意見をお話させていただきました。
他にも、鋭い質問があったり、全く関係のない話しもあったりで、あっという間に2時間ほど経過して、次の約束にギリギリ間に合うくらいまで、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。

その前日は、津市のロータリークラブで講演させていただいたので、1日でかなりの年齢差がありますが(笑)、若い世代のまぶしいくらいのキラキラした目を見ると、思わず嬉しくて力が入ってしまいます(笑)。

あの子たちの目を見ていると、三重県もまだまだ希望が持てるなあと感じました。
これから色々と課題や難関もあるでしょうけど、飛び越えるべきハードルと、避けるべき壁をきちんと見極めながら、道の先の光にたどり着いてほしいと思います。
まあ、僕と違って、彼らには「学」がありますから、遠回りだらけの僕のようにはならないでしょうけど(笑)。

こういう子供たちのサポートを、これからもどんどんとしていきたいと強く思いました。
そういう機会を作ってくれた寺村先生に心から感謝致します。
いい生徒の存在には、必ず、いい先生の存在があります。
きっと、寺村先生との出会いがあってこその、彼らの「キラキラ」なんだと思います。

こんな言葉もあります。

平凡な教師は、言って聞かせる。
良い教師は、説明する。
優秀な教師は、やってみせる。
偉大な教師は、子どもの心に火をつける。

僕にも、心に火をつけてくれる、そんな「ミスターチャッカマン」な先生の存在がありました。
教育の世界も、半沢直樹ばりに、ぐちゃぐちゃした世界でしょうけど、寺村先生にも、負けずに生徒達の心に火をつける「ミスター・チャッカマン」でいてほしいと思います。
そして僕も、子供たちの心に火をつける活動を、これからも全力で続けていきたいと思います。

ファイヤ~!
二匹のオオカミ
ある日、一人の老人が、孫たちを集めて、人生について、こう語った。

「よいかな、人間の心なかには、オオカミが二匹、すみついている。その2匹のオオカミが、わしの中でも、常に悲惨な戦いを繰り広げている。

一匹は、悪いオオカミだ。それは、恐れであり、怒りであり、ねたみであり、嘆きであり、後悔であり、強欲であり、ごう慢であり、自己憐憫であり、あやまちであり、敵意であり、劣等感であり、嘘であり、うぬぼれであり、自尊心であり、競争心であり、優越感であり、そしてエゴだ。

で、もう一匹の方は、よいオオカミで、それは、よろこびであり、平和であり、愛であり、希望であり、分けあいであり、おだやかさであり、謙遜であり、優しさであり、思いやりであり、慈悲の心であり、友情であり、共感であり、寛大で広い心であり、真理であり、哀れみであり、そして信頼だ。

わしの中でこの二匹のオオカミが絶えず争いあっているように、おまえたちの中でも、同じ闘いが起きているんだ。それはまた、全ての人たちの心の中でも起こっていることなんだぞ。」

孫たちはしばし黙ったまま、その言葉の意味を考えていた。

やがて子供の一人が老人にたずねた。

「で、どちらのオオカミが勝つの?」

老人は答えた。

「それは、おまえがエサを与えるオオカミの方さ。」
厄年
銀座手仕事直売所が大盛況のうちに終了し、三重に戻って、どっと疲れが出たのか、不覚にも風邪を引いて寝込んでます。

東京日本橋にオープンした三重テラスには、僕がデザインを担当させて頂いた、伊勢うどんとこんにゃくとお米も販売されています。
どれもめちゃくちゃおいしいので、ぜひお買い求め下さい。

お米は、通常のキロ売りではなく、2合とか3合とかの合売りなのでわかりやすくなってます。

そうそう、伊勢うどんは早速の完売!
ありがたいですね〜。
すでに追加補充してきましたので、お買い求めはお早めに。

あ〜、頭がボーッとする。
節々痛い。
それでなくても腰痛いのに。

厄年って恐ろしい。
銀座手仕事直売所 2013 無事終了



本日、銀座手仕事直売所が無事に終了。
今年も収穫がいっぱい!
刺激をいっぱい受けて、さらなるアイデアが溢れ出て止まりません。
そのアイデアの全てを、三重県の皆さんへの贈り物にしていければと思っています。

さて、今日はまた嬉しいお客様にお越しいただけました。
僕がめちゃくちゃ大好きで、いつもずっと聴きまくっている音楽ユニット「いちごに」のピアノ担当、三重県出身の恵村友美子さんが、差し入れを持ってお立ち寄りくださいました〜。
ありがとうございました。
皆さんもぜひ、「いちごに」で検索してみて下さいね。
とにかく恵村さん、可愛すぎ!大好き!


今年も本当にたくさんの方にお越しいただきました。
高校の同級生との卒業以来の再会もあったり、サプライズの多いイベントになりました。

また改めて、今回のイベントを振り返ってみたいと思います。
取り急ぎ、皆さまにお礼を。

本当に、ありがとうございました〜!
明日、三重県に戻ります。
銀座手仕事直売所 2013 最終日
いよいよ本日、銀座手仕事直売所も最終日です。
僕は、このイベントを目指して、1年を頑張っているようなもの。
仲間達との1年ぶりの再会は、さながら同窓会みたいなワクワク感に満ちている。
体はボロボロだけど、終わってしまうのはやっぱり寂しい。
こんな素敵なイベントを仕掛けてくれている松屋の素敵なプロバイヤーの皆さんと、イベントを盛り上げる素敵な出展者の皆さんに、改めて尊敬と感謝の意を、心から。

さあ、最終日、気合いを入れていきますか!
今日も素敵な出会いがありますように。