FUJISAN



今日はここからスタート。

さあ、今日もがんばりましょー!
モンスターブランド



次女が描いた落書き。

「ブランド」とは、全く全然どう見ても似ていないのに、それが何を表現したものかが一瞬でわかってしまうコトやモノ。
ましてや、年齢も性別も問わず、とくれば、それこそが、唯一無二のモンスターブランドだ。

デザイナーとして、今までにたくさんのロゴやパッケージや広告をデザインしてきたけど、そこにはどうしても、僕のデザインのクセやヘキが出てしまう。
アーティストとしてならそれでいいとしても、デザイナーとしてはいかがなものか?と時々悩む。

ここ10年くらいは、右を見ても左を見ても、ブランドだのブランディングだのの時代。
本も記事もセミナーも、それこそ会話の中にもこのワードがしきりに出てくる。

だけど、誰もがモンスターブランドになれるわけじゃない。
近道も魔法も唯一の正解もない。
コツがあるとすれば、「今の100%」を常に出し切ること。
背伸びも誇張もいらない。
デザイナーが0%を100%にしてくれるわけじゃない。
大事なのは、「今の100%」。

同じ「100%」でも、容量や面積や温度や体積はそれぞれの人や企業で異なる。
だけどそれは大した問題じゃない。
そこに「20%」のエッセンスの粉を振りかけて、120%にする。
それを積み重ねた先にだけ、そのドアは現れる。


いつの日か、こんなモンスターブランドを手がけてみたい。
次女が描いた落書きを眺めながら、「日本」が目指すべき、そしてなるべきブランドは、まさにコレだよな、と思った。
長女の誕生日



12月10日は、長女の10歳の誕生日でした。
そしてそれは、僕と奥さんが初めて人の「親」になって10年の記念日でもあります。

いと(長女)、楽しい10年をありがとう。
サンタなんかいない、あれは親がやってる、と言ってきた同じクラスの男の子に真っ向から反論してみせた君を誇りに、そして愛おしく思うよ。

君の想像力と創造力にはいつも驚かされてる。
だからまあ、算数が苦手でも、それはそれで、まあいいか。