44歳の誕生日
僕なりに、いままでいろんなことに挑戦してきた。
僕だって、いままでいろんなことを諦めてきた。

本当に一番欲しいものから逃げるのはもうやめよう。
妥協して選んで、でも一番欲しいものじゃないから、雑に扱って、結局壊してしまうような、そんなバカはもうやめよう。
一番欲しいものに、ちゃんと手を伸ばすんだ。


年齢を4で割ったら11。午前11時。
そろそろ腹が減ってくる頃だ。
ゆっくり、ゆっくりと、時間を味わおう。

楽しいことは、まだまだこれからもたっぷりある。
挑戦したいことも、山ほどある。
そう思える今を、幸せに思う。


僕よりも先に口のまわりをケーキだらけにしてはしゃいでる娘達。
相変わらず落ち着いて自分のご飯が食べれない奥さん。

まるで当たり前のようにそこにいてくれて、本当にありがとう。
それが当たり前ではないことを忘れないように生きていきます。


誕生日おめでとう、自分。
みなさんがいて、僕がいる。
本当にありがとうございます。
三重の木綿展



来月5月4日(水)~9日(月)まで、四日市の近鉄百貨店5階催事場にて、「三重の木綿展」というイベントを主催します。

「三重の木綿展」は、伝統的な三重県の木綿を使って新たな商品を生み出し、木綿文化の継承活動に汗を流す若きクリエイター達の商品を一堂に集め、彼ら彼女らの取り組みの紹介と、彼ら彼女らが生み出した商品の販売、そして、三重県の木綿文化を次世代へとつないでいくことの大切さを知ってもらうためのイベントです。

会場では、各クリエイター達のインタビュー動画の上映や、機織り機の実演もあります。
参加者は、丸川商店(松阪木綿)、RP WORKS(伊勢木綿)、常若屋(伊勢木綿)、ichishina(伊勢木綿)、すかや(伊勢型木綿)、SPYN LAB.(草木木綿)です。

今回は日程が合わず残念ながら不参加となった市木木綿は、第2回の開催の時にぜひご紹介したいと思います。
ゴールデンウィーク中ですが、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。宜しくお願い致します。  


▼三重の木綿展
http://mrkw.jp/mcfe/
2016.04.22 11:58 | Permanent Link | お知らせ
忘れえぬ景色



今日は、思い出の地、二見町で打ち合わせ。
早めに着いたので、打ち合わせ前に堤防沿いでひと休み。

それにしてもいい天気。
思いっきり空気を吸って深呼吸。

この空、この風、この景色。
僕はきっと、一生忘れない。
漂流ゴミ





きれい〜って言いながら記念撮影をする人達のすぐ後ろには大量の漂流ゴミ。

シュール。
d沖縄店



ようやく来れた、d沖縄店。
米軍基地



楽しげな壁画の向こうにひろがる広大過ぎる米軍基地。
見下ろせば、軽自動車をあおるようにエンジンをふかしながら走る米軍兵が運転するアルファベット文字のナンバーの車。
聞けば、米軍兵とトラブってしまうと、治外法権によって100%日本人側に不利な結果になるから、横暴な態度を取られてもぐっと我慢するのだ、らしい。
本当だろうか。

誰かが言ってた。
沖縄が日本に帰るのではなく、日本が沖縄に帰るべきだ、と。
沖縄には、本土が忘れてしまった大切な色々がたくさん残ってるんだろうな。

わずかな滞在でも、学ぶことが本当に多い。
沖縄とは、そういう場所なんだと思う。
各地を巡って、重ねてきた歴史を想い、先人達の声に耳を澄ます。
見えてくる景色も、聞こえてくる声も、そのどれもがものすごいパワーに満ちている。
沖縄の強さの源なんだろうなと感じた。
ここは常に、奪われ、抗い、戦い、守っている。
平和ボケした本土とは桁が違う。
無性に、胸の奥がざわついて仕方ない。

25度を超えた暑い日。
めずらしく少し飲みすぎた今回の旅。
またいつか、ここに帰ってこよう。