好きになってもいいですか?
狂ったわけでも、間違ったわけでもないが、映画「先生! 、、、好きになってもいいですか?」を観てみた。
あまりにもキラキラしていて、汚れたおっさんには感情移入は無理だったけど、スピッツの歌はすごく良かったし、もう恐ろしささえ感じるほどの広瀬すずさんの異常なカワイさにはおったまげた。

「あの頃の気持ちは、今もずっと、胸の中に残ってる」。
それだけは、こんなおっさんでも思い当たる。
それが唯一の救いか。

次はもうちょっと年齢に合った映画を観ようと思う。


▼スピッツ「歌ウサギ」スペシャルショートムービー
https://goo.gl/sRz3yf
46歳の誕生日



いつの間にか、今日は僕の誕生日のようですね(笑)。
46歳になりました。
あいかわらず頭の中は10代のまま進化していませんが、体は確実に40代らしく、あちこち痛いです。
 
4月24日の誕生花のひとつに、ゼラニウムという花があって、花言葉のひとつが、「君ありて幸福」だそうです。
素敵な言葉ですが、忙しかったりすると、つい感謝の気持ちを忘れてしまうこともありますので、気をつけないと。
 
自転車は、走ればこそ転倒しない。
転ぶのは、歩こうとしたからこそ。
そんな想いで、今年も失敗や失態を恐れずに、色々なことに挑戦していきたいと思います。
 
大好きな人達に感謝。
最高の癒やしと最強の勇気をくれる家族に感謝。
親として僕を見守ってくれている山と海のような両親に感謝。
見捨てずに応援してくれる仲間達に感謝。
心に忘れ得ぬ人に感謝。
仕事をくれるクライアント様方に感謝。
 
あなたにハグを、世界にキスを!
今年もがんばります!
2018.04.24 05:49 | Permanent Link | 日記・デザイン
GAM



企画を立ててみたけど、色々あって話が進んでいないプロジェクトというのがいくつかあります。
そのひとつに、数年前に企画した「GAM(ガム)」というプロジェクトがあって、東海三県の岐阜(G)と愛知(A)と三重(M)のクリエイターが連携して、それぞれのデザインの類似性や違い、現在のデザインの方向性やそれぞれが抱えるクリエイティブ分野における問題や課題の共有などを目的として、共同で会議やイベントや商品開発や人材育成などを行っていこう、というものでした。
 
話が進んでないだけで、なくなったわけではないので、いつかは実現させてみたいなと思っていますが、中心となって動いていくメンバーが固まらないと進みません。
誰か手を挙げてもらえれば、一気に進んでいきそうな気もするんですが、はたしてどうでしょうか。
ヘルプマーク



「ヘルプマーク」のデザインの話。

とある連載記事に、
「障害を持っている人でも違和感なく持てるようにとおしゃれなデザインなので、僕のような若くて見た目も元気そうな人だとこれだけつけていてもおしゃれアイテムだと見られてしまう。」
という文章。

本来の目的は、正しい情報を正しくすばやく伝えること。
それを、「おしゃれに」という余計なおせっかいが邪魔をしているということか。

デザインの意味や目的についても考えさせられた。
短い言葉



やたらと横文字を並べてわざわざ難しく言う人っています。
学者タイプ、というのでしょうか。
僕のデザイン教室でも、子ども達に「要約」の大切さやテクニックを教えています。
つまりはこういうこと、という風に、できる限り短い言葉で表現することは、デザインの視点を通して、モノゴトの本質を見極めるために、とても大切なことです。
 
アインシュタインさんは、「もし6歳の子に説明できないのであれば、それは自分でも理解できていないということである」とか、「簡にして要の説明ができないのは、十分に理解できていないからだ」と言っています。
ドイツの画家 ハンス・ホフマンさんも、「簡素化というのは、不要なものを削り、必要なものの言葉が聞こえるようにすることだ」と言ってます。
スティーブ・ジョブズさんも、ディーター・ラムスさんも、みんな同じようなことを言ってます。
 
そういえば昔、18年くらい前に東京で、マンツーマンのパソコンスクールを経営していたことがあります。
初心者にパソコンをどう説明するか、心がけたことは、パソコンの「すごさ」ではなく、パソコンがいかに「友達」としてすごく身近な存在であるかを知ってもらうことでした。
パソコンは敵じゃないし、噛みついたりしないし、やっつける相手でもない。
デジタルなことはアナログで説明する。
デスクトップ画面をダンボールで再現した。
CPUは脳で、メモリは机の広さで、ハードディスクは引き出しで、デスクトップは机の上。
机のうえに引き出しからノートを取り出す。
そこに落書きをして遊んだ。

次は引き出しから会社の書類を取り出した。
ノートの上に置いたから、ノートが見えなくなった。
さて、ノートの落書きに戻るにはどうすればいいと思いますか?と問いかけた。
生徒さん(60代女性)はまよわず会社の書類を横にずらした。

そうして次から次へと引き出しから色々なものを机のうえに取り出した。
あっと言う間に机の上がいっぱいになった。
はてさて、ここに何があったかよくわからなくなってしまった。
どうしましょうか?とまた問いかけた。
生徒さんは、机の端に、出した書類の名前を書いたポストイットを貼っていけばいいのでは、と言った。
それこそまさしく、タスクバーだ。
 
インターネットもプロバイダもメールもチャットもレンタルサーバーも、ウーバーだってビットコインだってブロックチェーンだって、全部アナログで説明できる。
ピクトグラムを世に知らしめたのは日本だ。
6歳の子にだって、そこがトイレであることがすぐに理解できる。
ロゴマークは、ピクトグラムに理念や哲学のふりかけをふりかけたもの。

シンプルは強い。
シンプルは色褪せない。
今の日本の車のデザインとは、対極の存在。
今の日本の車のデザインは、やたらと横文字を並べてわざわざ難しく言う人に似ている。
 
難しく言うことは誰にでもできること。
いかにシンプルにできるか、それがデザインであり、醍醐味だと思う。
 
 
で、いつも文章が長くて、今日もまた長くて、全然短い言葉で表現できてない僕はどうなんだ?って話。