てるてる坊主



修学旅行を楽しみにしていた姉(いと・小6)のために、ちょっと夜更かしして「てるてる坊主」を作ってあげる妹(こと・小2)。
その甲斐あって、妹の姉を想う気持ちが通じたのか、今日はちゃんと晴れました。
今頃は、楽しみにしていた宿泊先の美味しい料理を満喫していることだろう。

誰かを想って、その人を笑顔にしたくて、心を込めて作るのが、モノづくりにおける一番大事なもの。
だからこそ、モノづくりの灯を消してはいけないのだ。

「ねえねの修学旅行が晴れて良かったね」と言う妹に、「ことのてるてる坊主のおかげやね」って言ったら、照れながらちょっと笑う。
ちょくちょく姉妹喧嘩もするけれど、誰かを想える優しい姉妹に育ってくれたことを、奥さんと祖父母たちと姉妹の友達たちに心から感謝。

娘(妹)よ、今夜だけは、明日ねえねが帰ってくるまでママを独り占めできる初めての時間を、心ゆくまで楽しんでおくれ。
この「てるてる坊主」は大事にとっておくからね。
消臭スプレー



トイレの消臭スプレーのラベルが家の雰囲気に合わない時は、自分で好きにデザインしなおしてしまいましょうー。

サイズを測ってデザインして印刷してカットして貼るだけ。
パソコンが使えない人は手書きで十分!
変にデザインされてるものよりもよっぽど自分らしい良さげな味が出る。

もちろん、何にも書いてない無地の紙とかでもOK。
いや、むしろそのほうがいいかもね。
うちも次回はそうしよう。
古き良きが、今時のスタイル。



今ならアリだなあ、1990年式の初代セルシオ。
もちろん、フルノーマルで。

同じく1990年式の初代エスティマも今なら大アリ。

今の僕のサファリも1990年式。

この頃のデザインが、今の時代にしっくりくる。
DBC 2022 日程決定





2015年から三重県の勢和小学校(多気町)で毎年実施してきました、小学6年生を対象にしたデザイン教育プロジェクト「DESIGNED BY CHILDREN ~デザインを手にいれたコドモたち~」の今年(2022年)の日程が決定しましたのでご案内させていただきます。

デザインの本来の役割は装飾ではなく、問題を正しく発見し、それらを見事に解決すること。
そのために必要な「デザインの視点と考え方」は、子ども達がこれから先の人生で出会う様々な問題の解決にとても役に立ちます。

短所を簡単に長所に変えられる仕組み、組み合わせで生まれる新しいアイデア、全方位の視点を手にいれる方法、などなど、時代に合わせて少しずつアップデートしてきた独自のカリキュラムで、よりわかりやすく、より楽しく、デザインの視点と考え方、そして、デザインそのものの面白さを、今年も6年生達と一緒に学んでみたいと思います。

全3回の授業は全て見学自由ですので、ご興味がある方はぜひご参加ください。
※参加費無料
※ご入館の際は必ずマスクをご着用ください
※ご入館の際に体温測定を行わせていただく場合がございます


デザイン教育プロジェクト「DESIGNED BY CHILDREN ~デザインを手にいれたコドモたち~ 2022」(全3回)
場所:勢和小学校(三重県多気郡多気町片野2343)※密を避けるため、体育館にて行います。

<1回目> 6月24日(金) 13:40-15:15
<2回目> 7月1日(金) 13:40-15:15
<3回目> 7月8日(金) 13:40-15:15
ものにはまわりがある展





「もの」には、それを取り巻く「まわり」がある。
日本各地域の「もの」の「まわり」を紹介するイベント、「ものにはまわりがある展」が渋谷ヒカリエ8階のd47 MUSEUMにて開催中です。

今回、三重県の選定を担当させていただき、亀山市関宿の「Jikonka」さんをご紹介させていただきました。

Jikonkaさんは、衣食住にまつわる道具たちを通して、作り手と伝え手の両方の視点から「暮らし」や「日々」の「まわり」を丁寧に伝え続けてきた、三重県にはなくてはならない存在。
その中でも今回は、Jikonkaさんが手掛ける「伊勢茶」の魅力とその「まわり」をご紹介しています。

お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


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d47 MUSEUM 第30回展覧会
ものにはまわりがある展
「もの」の「まわり」と出会う14の旅
2022/5/16(月)~9/19(月・祝)
水曜休(祝日の場合は営業)
https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_36789.html
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モックアップ作り



自分の仕事の中でも、モックアップ作りは「好きな作業ベスト3」に入るくらい楽しい。

そのために版型や木型が必要なら自分で作る。

時間を忘れて没頭してしまう大人の図画工作。
ひび割れて出来た石畳



コンクリートの床がひび割れるのを嫌がるオーナーさんが多いけど、僕は綺麗に塗り固められたコンクリートの床より、あえて薄く塗って、やがてひび割れて出来た自然の模様と石畳のほうが好き。
ひっそりとそこにあるもの



素敵なデザインは、何でもない日常の中に、ひっそりとそこにあるもの。

派手さもなく、映える要素もないけれど、そういうものから学べることは多いと思う。
深さ50センチの水槽



人の年齢を水槽に例えるなら、25歳の水槽は深さ25センチで、50歳の水槽は深さ50センチ。

ただ、あくまでも水槽はただの水槽であって、そこに並々に水が溜まっているかどうかはその人の生きてきた人生次第。

50センチの水槽に3センチしか水が溜まっていない人もいれば、水槽から溢れ出して池になってる人もいるだろう。

透き通った透明な水の人生もあれば、濁った水の人生もあるし、水槽に穴が空いていて水が溜まらない人生ってのもあるかも。

同じ透明でも、薬剤で無理やりにカルキを取り除いた透明ではなく、たっぷりの太陽光を浴び、常に水が入れ替わるような流れが生み出す自然の透明さがいい。

関係ないけど、たとえ海になれなかった人生だったとしても、水槽を飛び出す野望を捨てる必要はない。


とまあなんとなく、中庭のメダカにエサをやりながら、僕は僕の水槽とそこに注がれた水を想う。

僕の深さ50センチの水槽。
お風呂にするにはまだまだ浅いな。