銀座・手仕事直売所 2014

今年も、松屋銀座で開催された「銀座・手仕事直売所」に参加させていただいた。
5回目の参加となる今年も、いい出会いがたくさんあった。
それと同時に、やっぱり反省点もたくさんある。
なんで毎年あるんだろう。
成長しないのはなんでだろう。
まあ、それはゆっくりじっくり考えるとして、一番の反省点は、自分たち自身が、自分たちの商品のことをまだまだ完全に理解できていないと感じることだ。
丸川商店は毎年、松阪木綿の商品を出品している。
もちろん、お客様に比べたら、松阪木綿について、僕たちは圧倒的な量の知識を持っている。
でも、やっぱり完全ではない。
もっと的確に、もっと手短に、もっとスマートに、商品の良さや、その商品があることで生活がどのように満たされていくのかを、納得できるレベルで全然説明できていない。
ましてや、押し流されるような人混みの中で、通り過ぎるお客様へ確実に訴求していく言葉と店構えが絶対的に必要なんだ。
アインシュタインさんも言っている。
「簡にして要の説明ができないのは、十分に理解できていないからだ」。
そう、説明するのが苦手なんじゃない。
まだまだ完全に理解できていないから、まだまだうまく説明できないのだ。
ドイツの画家、ハンス・ホフマンさんも言っている。
「簡素化というのは、不要なものを削り、必要なものの言葉が聞こえるようにすることなんだ」と。
だとしたら、まだまだ僕らは、不要なものが削れていない。
必要なものの言葉が聞こえていない。
ほんと、まだまだ、なんだなあ。
だからこそ、「品揃えが幅広いかどうかではなく、品揃えが正しいかどうかの問題」という言葉のとおり、自分たちが完全に理解し、それを簡にして要な説明ができる量やサイズに絞っていくことが大事なんだなあと強く感じた。
例えば、たったひとつだけの商品しかないメーカーがあったとして、完全に理解できる範囲が、たったひとつの商品であるならば、それが正しい、ということだ。
それで勝負するしかないし、それで勝負していくべきなんだと思う。
以前、ある人に教わった。
「自分が全力でクオリティにこだわれるサイズが大切」なんだと。
そういうことなんだなあ。
そういうことだ。
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