やぎの箱



まだ幼い頃、この「やぎの箱」と書かれた箱の中には、見たことも感じたこともない宇宙が広がっていて、この四角い小さな穴は、遙かなる桃源郷への入口であると信じていた。
この箱の横を通る時はいつも、見ないふりをしながら、でも実はめちゃくちゃドキドキしてて、あの箱ごと遠くへ連れ去ってしまいたいと願ったものだ。

まあ、ただのエロ本回収箱なわけですが、今日、松阪市の松ヶ崎駅近くで何十年ぶりに発見して、駅にいた女子高生ににらまれながらも、おもわず写真を撮ってしまいました。
幼き日に僕が見た箱には、DVDなんて字は書いてなかったし、いくらやぎさんでもDVDは食べれないけどね。

今の子ども達は、この箱を見てもドキドキしないんだろうなあ。
そして現在の僕も、もうドキドキはしない。
あ~、汚れた大人になってしまったんだね、あなたも僕も。
コメント一覧
コメント投稿

名前

URL

メッセージ