COOVAの瀬谷さんと。
中にいる者
三重県の伝統工芸。
良い所もあれば、悪い所もある。
外の人は、そのものの表面だけを見がちだ。
中のいる者は、その裏にある問題や苦悩を抱え、何もわかっちゃいない、と嘆く。
外の人は、良いところを素直に見つけてくれる。
中のいる者は、問題への対処が優先となり、良いところがどこなのかを忘れがちになる。
何事も、世の中はバランスで出来ている。
バランスを取りながら、その上にいる。
そういう世の中の仕組み。
良い所もあれば、悪い所もある。
少なくともかつての僕には、その両方の視点があった。
あったはずなのに、さすがに「中にいる者度」が年々強くなる。
作り手達の粗や雑や勘違いが見えすぎて、ただただ腹が立ち、その物の良い所までも、見えづらくなっている。
これじゃあいけない。
もっと柔らかくならないと。
そろそろ、環境を変える時期だな。
良い所もあれば、悪い所もある。
外の人は、そのものの表面だけを見がちだ。
中のいる者は、その裏にある問題や苦悩を抱え、何もわかっちゃいない、と嘆く。
外の人は、良いところを素直に見つけてくれる。
中のいる者は、問題への対処が優先となり、良いところがどこなのかを忘れがちになる。
何事も、世の中はバランスで出来ている。
バランスを取りながら、その上にいる。
そういう世の中の仕組み。
良い所もあれば、悪い所もある。
少なくともかつての僕には、その両方の視点があった。
あったはずなのに、さすがに「中にいる者度」が年々強くなる。
作り手達の粗や雑や勘違いが見えすぎて、ただただ腹が立ち、その物の良い所までも、見えづらくなっている。
これじゃあいけない。
もっと柔らかくならないと。
そろそろ、環境を変える時期だな。
ヴィンテージ松阪木綿

松阪木綿は、天然の藍で染める本藍染の織物なので、当然、経年変化(色落ち)していきます。
日焼けや蛍光灯の光をあびても色焼けします。なので、サンプルで展示してある商品とストックしてる在庫の商品では、色が異なることもあったりします。
委託での販売はしていませんが、何年か前までは、1~2カ所は委託販売もありました。
その時も、数ヶ月経ったあとに商品が返されてきて、すでに完全に色あせしてるので商売物にはならず、ハギレにしてプライベートなものを作ったこともありました。
ですが、その色落ちこそが、最大の魅力なのかも、と思わせてくれるほど、年々と色あせ、それに比例して愛着が増し、世界にふたつとない松阪木綿が創られていきます。
もうすぐ発売から10年を迎える、丸川商店の最初の商品である、10年日記帳の日事記(ひじき)も、僕が使っているものはいい感じで色あせてきてます。
袋物もがま口財布もいい感じの状態です。
東京スタッフが使っている百人帳なんて、すんごくいい感じの状態です。
これまでの常識でいけば、色あせた松阪木綿は売り物にはなりません。
新品は新品の色の状態でなければならないわけです。
でも、僕はずっと思っていました。
この色落ちバージョンが欲しいと思う人がいるのではないか。
いくら色落ちしても、丈夫な松阪木綿は、糸がほつれたりすることは滅多にありません。
物としてはまだまだ使えるのに、もったいないなあと。
最初は、サンプル品として使っていたものを安くして売ろうかと考えたこともありましたが、それはやらないほうがいいと判断してやめました。
そういうわけで、長年の想いを形にすべく、「ヴィンテージ松阪木綿」を商品化できないかと思い、昨年から動き出しています。
あらかじめ、ある程度、色を落とした状態で販売する予定。
うまく行くかどうかはわかりませんが、とにかくやってみます。
ててて見本市2016 終了


「ててて見本市2016」も無事に終わり、松阪へ戻ってきました。
近くで開催されていたギフトショーものぞけたし、今回も色々と考えることがあった時間となりました。
ほかの出展者さん達の商品を見ていると、うまく自分達のカラーを見つけてるなあと感心するものもあれば、ただキレイにまとめようとして結果的につまらないものになってしまっているものとかもあり、デザインの難しさを改めて感じました。
そういう目で自分達の商品を見返して見ると、当然ですが反省点も多々見えてきます。
本当にまだまだだなあと少しへこんだりもしますが、それらを次へと活かしていければと思っています。
そもそも「ててて見本市」というイベントはバイヤーさん相手の見本市なので販売はしません。
なので、当初は、もっと商品や見せ方を絞りきって、それでも「匂い」を嗅ぎつけてくれるバイヤーさんを見つけたいと思っていましたが、やはり、出展料や出張費や人件費などのコストもなかなかのものなので、変な色気を出してしまいます。
で、やっぱりというか、案の定今回も、そこをすんごく後悔。
もっともっと絞りきって、なんなら商品1個とかの展示にしてしまえばよかったかなあと、そういう弱いところが恥ずかしくも感じました。
でも、商売ですからねえ、仕方ないのかも知れませんが、ブランドを育てるってことは、そういうことだからなあ。
ああ、難しいですね、ほんと。
ただ、会場に来られていたバイヤーさん達を見ていると、そういう「匂い」を探しているバイヤーさんはあまりいなかったように思います。
バイヤーさん自体の年齢層が想像以上に若かったというのもありますが、もしも絞りきって勝負に出ていたら、空振り三振の完敗だったかも知れませんね(笑)。
丸川商店の商品は、決して、多くの人に対して大ヒットするような商店ではありません。
でも、少ないかも知れないけど、誰かにとっては、心にささる、ほかにはかえられない商品でありたいし、これからも、そういう商品を作っていきたと思っています。
「メーカーから消費者へ」ではなく、「私からあなたへ」というモノ作り。
ギフトショーに行くといつも感じるのは、そこにあるのは「心を届けるギフト」ではなく、「すぐにゴミになるのがわかりきっている」ものばかりです。
だからこそ、近年はそれを変えようとがんばっている人達がいるわけですが、残念ながらまだまだ大半はそんな感じです。
そういうモノ作りだけは絶対にしたくありません。
そうそう、ホテルと会場を行き来する電車の中に貼ってあった転職サイトの広告に、こんなコピーが書いてありました。
「面接官の質問に答えることよりも、面接官に対してどんな質問ができるか」みたいな。
バイヤーの質問に完璧に答えることも大事なことだけど、バイヤーに対してどんな問いを見せられるかも、モノを作る者として、とても大事なことだなあと、なんとなく思いました。
もちろん収穫もたくさんありました。
中でも一番の収穫は、やはりスタッフの成長です。
丸川商店にきてまだわずか2年の彼女ですが、健気に、献身的に、全力で丸川商店を伝えようとしている彼女を見ていると、本当に頼もしくなったなあと感じます。
バイヤーさん相手に接客しているその後ろ姿をずっと見ていて、この子にとって、もっともっと誇れるブランドであり続けるためにも、僕がもっともっと、正しいデザインを身につけていかなければいけない、もっともっとがんばって、誰かの「心」を届けるモノ、ほかにはかえることができないモノ、そういう、正しいものを正しくみせていけるデザイナーでいなきゃいけないなあと強く強く感じました。
彼女に、丸川商店に来て良かったと、もっともっと思ってもらえるような、そんなデザイン。
誰に何を言われようと、堂々と胸を張っていられるデザイン。
誰かにとって、大切な人へ贈りたいと思ってもらえるような、そんな、丸川商店らしいデザインを。
今後また、新しい出会いが、どこでどんな風に待っていてくれるのかはわかりませんが、その時こそ、空振り三振を覚悟で、あ~、丸川商店らしいなあと思ってもらえるような、そんな出会い方ができたらいいなあと思います。
その時を、楽しみに。
FMせたがや
保田商店さん
定食屋
もうとっくに正月気分がすっかり抜けている丸川です。
今日は、三重グッドデザイン賞の認定式で三重県庁へ行ってきました。
そこで古くからの知り合いと喫茶店で密愛デートをしてたときのこと、いずれはやっぱり、もう一度「飲食店」をやりたいと、僕。
2年くらい前に料理人の友人と立ち上げた飲食店は、おかげさまでお客さんはたくさん来てくれたけど、わずか9ヶ月で店を閉じた。
それは売上うんぬんよりも、わずかな期間であっという間に僕の思い描いていたお店ではなくなってしまったからだ。
僕はとにかく、三重県産の食材を使った、美味しくてあったかくてかっこいい「定食屋」を作りたかった。
昔はどこにでもあった、おかずがすでに並べてあって、自分でそれを選ぶ、そういうスタイルの、そういう雰囲気の、現代版。
料理人の友人とも、そこのコンセプトは一致していたはずだった。
それがいつの間にか「飲み屋」になっていった。
飲み屋が悪いわけじゃない。
定食屋をやりたかっただけ。
もちろん、定食屋にもお酒はおいてあるけど、あくまでもご飯が中心の定食屋、ってイメージ。
そうなってしまった責任はすべてを彼にまかせっぱなしにしてた僕にあった。
僕は、もし彼がどうしても飲み屋をやりたいのならば、そのこと自体は全然よかった。
むしろ応援したいと思った。
ただ、それならそれは、自分のお金でやってくれ、と彼に言った。
お酒は利益率がいい。
お酒は儲かるのかも知れない。
お酒を飲めるいいお店もいっぱいある。
お酒を飲みたい人もたくさんいる。
それはそれで全然いい。
文句は何ひとつない。で
も僕はお酒を飲まない。
だから僕は飲み屋に行くことは滅多にない。
日本の白いご飯が死ぬほど好きだから、美味しいご飯と、そのご飯を美味しく食べられるおかずのある定食屋に行きたい。
それも、かっこいい定食屋に。
でも、おしゃれな定食屋じゃない。
かっこいい定食屋。
ここ大事。
いつかまた、三重県産の食材が満載の定食屋をやりたいなあと思ったりする。
まあ、それが僕のやるべきことならば必ずそうなるだろうし、僕のやるべきことでないならそうならない。
ただ、それだけのことなんですけどね。
【丸川商店のお知らせ】
〇 お米農家やまざき チャリティーキャラバンin神楽坂に出品
〇 三重テラス(東京・日本橋)でトークショー
〇 ててて見本市2016に出展 など。
今日は、三重グッドデザイン賞の認定式で三重県庁へ行ってきました。
そこで古くからの知り合いと喫茶店で密愛デートをしてたときのこと、いずれはやっぱり、もう一度「飲食店」をやりたいと、僕。
2年くらい前に料理人の友人と立ち上げた飲食店は、おかげさまでお客さんはたくさん来てくれたけど、わずか9ヶ月で店を閉じた。
それは売上うんぬんよりも、わずかな期間であっという間に僕の思い描いていたお店ではなくなってしまったからだ。
僕はとにかく、三重県産の食材を使った、美味しくてあったかくてかっこいい「定食屋」を作りたかった。
昔はどこにでもあった、おかずがすでに並べてあって、自分でそれを選ぶ、そういうスタイルの、そういう雰囲気の、現代版。
料理人の友人とも、そこのコンセプトは一致していたはずだった。
それがいつの間にか「飲み屋」になっていった。
飲み屋が悪いわけじゃない。
定食屋をやりたかっただけ。
もちろん、定食屋にもお酒はおいてあるけど、あくまでもご飯が中心の定食屋、ってイメージ。
そうなってしまった責任はすべてを彼にまかせっぱなしにしてた僕にあった。
僕は、もし彼がどうしても飲み屋をやりたいのならば、そのこと自体は全然よかった。
むしろ応援したいと思った。
ただ、それならそれは、自分のお金でやってくれ、と彼に言った。
お酒は利益率がいい。
お酒は儲かるのかも知れない。
お酒を飲めるいいお店もいっぱいある。
お酒を飲みたい人もたくさんいる。
それはそれで全然いい。
文句は何ひとつない。で
も僕はお酒を飲まない。
だから僕は飲み屋に行くことは滅多にない。
日本の白いご飯が死ぬほど好きだから、美味しいご飯と、そのご飯を美味しく食べられるおかずのある定食屋に行きたい。
それも、かっこいい定食屋に。
でも、おしゃれな定食屋じゃない。
かっこいい定食屋。
ここ大事。
いつかまた、三重県産の食材が満載の定食屋をやりたいなあと思ったりする。
まあ、それが僕のやるべきことならば必ずそうなるだろうし、僕のやるべきことでないならそうならない。
ただ、それだけのことなんですけどね。
【丸川商店のお知らせ】
〇 お米農家やまざき チャリティーキャラバンin神楽坂に出品
〇 三重テラス(東京・日本橋)でトークショー
〇 ててて見本市2016に出展 など。
2016年
DESIGNED BY CHILDREN


新しくスタートするプロジェクトのお知らせです。
僕らデザイナーに求められるものは、「人と違った視点で物事をみることができる」こと。
打つ手がないと諦められていた商品や企業や地方が抱える問題や課題に対して、世界中のデザイナーが、これまでにも多くの新しい解決策を生み出してきました。
そんなデザイナーや都会に暮らす人々は、「田舎は宝の宝庫だ」とよく言います。
ですが、田舎の子ども達はデザイナーではありません。
「何もない場所」に生まれ、多くの場合、それを疑うことなく育ちます。
でも、田舎は「何もない場所」では決してありません。
田舎を離れ、都会で暮らしたことのある人にはそれがよくわかると言います。
でも本当は、そこに居ながらにして、その宝に気づくことができたら、どんなにいいでしょう。
ならば、もしも子ども達が、「デザイン思考」や「デザイナーの視点」を身につけることができたら、それに気づけるのではないか。
見慣れているはずの景色が違ったように見えるのではないか。
地方の高齢化や若者離れ、空き家の問題や遊休農地といった問題や課題にも、そこに暮らす人達が中心となって、解決に取り組むことがもっとできるのではないか。
そしたらもっと、自分が生まれたこの場所を、大好きになれるんじゃないだろうか。
そんな思いから、僕は新しいプロジェクト「DESIGNED BY CHILDREN~デザインを手に入れたコドモたち~」を立ち上げました。
このプロジェクトは、5人のデザイナーが集まり、デザイナーに必要不可欠な要素からそれぞれひとつのテーマを選んで、それを学習するための5つのカリキュラムを作成し、4ヶ月間にわたって小学校の子ども達に学んでもらうためのプロジェクトです。
まず最初に、子ども達を6つのチームに分け、自分達が暮らす地域の問題や課題を与え、その解決策を自由に考えてもらい、その後、5つのカリキュラムを学んだあとに、もう一度、最初と同じ問題や課題の解決策に取り組んでもらいます。
この5つのカリキュラムを学ぶ前と後では、思考や視点がどのように変化するか、考えたアイデアに変化は生まれたか、デザイン思考やデザイナーの視点を手にいれることができたかどうか、それを考察し、最終的に、「解決のアイデア」=「子ども達が考えたデザイン」として、発表します。
このプロジェクトの特徴は、デザイナー本人が教えるのではなく、実際の授業は担任の先生に行っていただくことです。
各デザイナーに対する、カリキュラム作成の必須条件のひとつとして、小学生が理解できる内容であり、かつ、デザイナーでなければ教えられないカリキュラムはNG、としました。
それは、全国どこでも、学校の先生や親御さんでも教えることができる内容を目指しているから。
デザイナーにとってもかなり難しいチャレンジでしたが、子ども達がどのように変化していくのか、それを見るのがとても楽しみです。
子ども達もやがて大人になります。
彼ら彼女らが大人になった時、デザインを理解した行政マンや、デザイナーの目を持っている経営者がもっと増えたら、まちづくりは、どんな風に変化していくでしょう。
そう考えると、なんだかワクワクしてきませんか?
そこに暮らす子ども達自身が、自分の町の問題や課題を「デザイン」する。
そうしたらきっと、もっとこの町を、大好きになってくれるのではないか、それがこのプロジェクトの目的であり、僕らデザイナーの願いです。
そんな「DESIGNED BY CHILDREN~デザインを手に入れたコドモたち~」の第1回目の授業が、来週9月29日(火)に、三重県多気町立勢和小学校でいよいよスタートします。
ここから4ヶ月間、勢和小学校の子ども達がどのように変化していくか、その様子も定期的に皆さんにもご報告させていただきます。
<プロジェクトメンバー>
丸川竜也(株式会社イストグラフ/丸川商店)
塚本太朗(有限会社リドルデザインバンク/MARKTE)
馬渕晃(アキラマブチデザイン)
古庄良匡(古庄デザイン事務所/株式会社小鳥来)
宇南山加子(株式会社SyuRo)
足

長くもないし、スマートでもないし、ごつごつしてるし、キュートでもない僕の足。
だけど、43年間、文句も言わずに僕を支えて続けてくれている、健気な僕の足。
そう考えると、なんだかすごく愛おしく感じる。
いろんな場所へ連れていってくれたし、いろんな景色を見せてくれた。
3歳の時に大やけどを負って、1年半の入院生活の間、何度も手術をして、当時の最新医療をもってしても治癒できず、左足の切断を余儀なくされたけど、母親が泣きながら何度も大学病院の先生にお願いしてくれて、大きな傷跡は残ったけど、なんとか切断はまのがれた。
でも一生車椅子になることだけは覚悟してくださいと何度も念を押されたけど、論文に掲載されるほど、奇跡的に自然に回復した。
小学生の時、10メートルの崖から落ちたときも、この足がすべての犠牲を背負ってくれた。
中学生の時、陸上競技で全国ランキング1位になれたのも、この足のおかげ。
高校生の時、彼女を自転車のうしろに乗せて、心臓破りの坂を一気に駆け上り、すごーいと言わせることができたのも、この足のおかげ。
そして今、ソファーで寝てしまった長女をおんぶして2階へ運んでる時も、風呂上がりの次女をバスタオルを持って追いかけてる時も、この足は文句も言わず、僕を支えてくれている。
足を失わない限り、普段の生活で自分の足に感謝する機会はそうそうあるもんじゃない。
だからたまには、お礼を言ってあげないとね。
43年間、ありがとう。
そして、この先何十年、どうぞよろしく。
アイドル
ぐんげんどう

「ぐんげんどう」
一気に読んだ。
風景が浮かんだ。
なんて素敵な本だろう。
それしか言葉が出てこない。
登美さんは僕と同じ三重県出身。
現在、群言堂さんでも丸川商店の商品を販売していただいている。
昨年、登美さんが僕の松阪の自宅に来ていただいた時に、本を作ることは聞いていた。
しかもディレクションは僕が尊敬するデザイナーの佐藤卓さんだと聞いてワクワクしたのを覚えてる。
その時に登美さんから、「復古創新」という言葉を教えていただいた。
「復古創新」とは、先人の生きてきた過去から本質を理解し、未来からの視点でチャレンジ、創造する行動や考え方のこと。
その時は正直に言えば、あまり理解できていなかったと思うけど、この本を読んで、その真意がとてもよく理解できた。
僕も「復古創新」を大切にしていきたいと思う。
そもそも大吉さん登美さんご夫妻とはじめてお会いしたのは、加藤エイミーさんの紹介で、まだ僕が東京の清澄白河で店をやっていた頃に店に立ち寄っていただいたのがはじまりだった。
この3人が揃うと、とんでもなく圧倒的なパワーを感じるし、それと同時に、ものすごく暖かい空気感に包まれる。
始めて訪れた古民家なのに、すっぽりと心が包まれて、一瞬でその空間に溶け込んでしまうような、あの感じ。
すごい人達は、本当にすごい。
それにしても、群言堂の世界感を見事に表現したこの本のディレクションはたまらない。
卓さん、やっぱすごいっす!
大吉さんと登美さんの言葉もすごく素敵。
個人的には今の僕の仕事のスタイルや今後の夢に直結するようなお話にすごく共感した。
一部を紹介すると、
「人生の中で、どれだけ美しい仮説に出会えるか、質の高い仮説を立てられるかは、大切なことだと思います。」
「都会では難しいことも、田舎ならできる。田舎の贅沢を、都会の人たちに提供しよう。」
「町の中心に入れば入るほど、地域の小さな店になってしまう。中心から離れた山の中や沿岸部に行くと、広域圏が生まれる。」
「この会社は、単に雑貨業でもなく、アパレル業でもなく、この夫婦の生き方が産業になっている」
「働きながら暮らすのではなく、暮らしながら働くこと。」
などなど。
みなさんもぜひ読んでみてください。
ただね、それなのに、本当に失礼な話だけど、僕はまだ石見銀山に行ったことがない(ごめんなさい)。
でもこの本を読んで、もう、いてもたっていられない気分。
早く行きたくて仕方ない。
大吉さん、登美さん、卓さん、素敵な本をありがとうございました!
銀座・手仕事直売所2015

丸川商店としては6回目の参加となる松屋銀座で開催された「銀座・手仕事直売所2015」も無事に終わり、その余韻もさめやらぬうちに三重での仕事を再開。
体のあちこちが痛いし風邪も引いたままですが、充実した毎日に感謝しています。
今年は、スタッフの成長を実感できたり、期待できる若者が育っていたり、大好きな人達がたくさん駆けつけてくれたり、新たな商品の手応えを感じたりと、色んな嬉しいことがありました。
その中でも、今年の手仕事直売所は、忘れかけていたものすごく大切なものを思い出させてくれたイベントでもありました。
三重に戻ってきて、色々思い返していて、ハッと気づいたすごく大事なこと。
手仕事直売所にはじめて参加させてもらった時にがむしゃらに伝えようとしていたこと。
イベントにも慣れてきて、見せ方のコツもわかりはじめてきたその代償として忘れかけていたもの。
それは、デザインの「本質」と言うべきもの。
ハッと気づき、ゾッとなり、情けなくもなり、改めて意欲がわいてきたり、とにもかくにも、色んなことを学べた今年の手仕事直売所。
参加できて本当に良かった。
今後はまたいろんなイベントに積極的に参加しようと思います。
そして来年の手仕事直売所はその集大成となるよう、ビジョンをしっかりと持って、精進したいと思います。
改めて、銀座・手仕事直売所2015にお越しいただいた皆様、共にイベントを盛り上げた参加者の皆様、そして松屋のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
また来年も、あの場所でお会いしましょう!
ひと皮もふた皮もむけた丸川商店にご期待ください!
おっぱいの魔法
銀座・手仕事直売所2015
竹田くんのコンサートへ



6日の夜は、伊賀文化会館で行われた、三重県出身のギタリスト、竹田京右くんのコンサートへ。
慌ただしい最近の疲れを癒やしてもらいました。
僕の大好きな「いちごに」のピアニスト、惠村さんが出演されていたことも、今夜ここへ足を運んだ大きな大きな理由のひとつですが、メジャーへの道をひた走る竹田くんの勇姿をばっちりとこの目と耳と胸に焼き付けてきました。
たくさんのお客さんも大満足の様子。
竹田くん、この調子でメジャーへがんがんいっけ~!
そしていちごにも、そして惠村さんも、いっけ~!
竹田くんのギターと惠村さんのピアノと笑顔に癒やされ、最後には惠村さんと写真が撮れて、疲れがすべてぶっ飛んだ、最高の夜でした~!
さあ、これで元気をもらったので、来週からはじまる「銀座・手仕事直売所」もハイテンションで乗り切ります!
銀座手仕事直売所 2015


来週からいよいよ銀座手仕事直売所2015がはじまります。
今回の丸川商店は、主力ラインナップである松阪木綿はもちろん、今回から新しく「擬革紙(ぎかくし)」を使った商品も出品致します。
擬革紙とは、しわをつけた和紙に顔料を塗り、動物の革そっくりに加工した、三重県指定の伝統工芸品です。
江戸時代にタバコや、動物の革でできたタバコ入れ(紙煙草入)が大流行しましたが、伊勢神宮には、獣物(けものもの)を持って入ることは禁じられていました。
そこで三重で誕生したのが、伊勢和紙を使って動物の革そっくりに加工された擬革紙。
参宮土産としても大変な人気を集め、1900年(明治33年)のパリ万国博覧会では見事に金賞を受賞しました。
残念ながら昭和初期に加工技術が途絶えてしまった擬革紙ですが、当時の参宮土産を現代によみがえらせようと、参宮ブランド「擬革紙の会」が発足され、僕も3年ほど前から、ブランドプロデューサーとして関わらせていただき、これまでバックや帽子などのデザインを担当し、メンバーの方々と一緒に擬革紙の再興に取り組んでいます。
今回は、この擬革紙を使って絶滅危惧種の動物を折り紙にしたシリーズの第一弾「カバ」を出品します。
色はベージュとグレーの2色。
パッケージも手仕事直売所だけのスペシャルボックス仕様です。
ほかにも、擬革紙の名刺ケース(ベージュのみ)も出品。
折り紙の折り型は建築家の野口直人さんにお願いして、丸川商店だけのオリジナル折り型を設計していただきました。
ぜひとも直接お手にとってご覧ください。
補足ですが、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストによると、約7万6千種の動植物のうち、絶滅が危惧されている種は2万2千種以上にのぼり、ほ乳類は5種に1種、両生類にいたっては4種に1種が絶滅の危機にあります。
これらの動植物が絶滅してしまうと、生物多様性が崩れ、やがては僕たち人類も、絶滅の危機をむかえることになるかも知れません。
動物の乱獲や違法な狩猟を根絶し、生物の多様性を守っていく。
今回の擬革紙の絶滅危惧種の動物折り紙を通して、これらのことを、より多くの方へ伝えていきたい、そういう思いを込めて制作した商品です。
僕は最初から最後まで会場または会場付近をフラフラと歩き回っていると思いますので、見かけたら気軽に声を掛けてください。
僕の表情を見て、なんか不機嫌そうに見えたとしても、それが平常時の顔ですのでお気になさらずに。
そうそう、今年も伊勢うどん、あります。
では、会場でお会いしましょう~!
wabizest
ニューヨークのwabizestさんに丸川商店をご紹介いただきました。
商品の取り扱いも近日スタートします。
またひとつ、海外での販売先が増えて嬉しい限り。
少しずつですが、海外での販売を拡げていきたいと思います。
http://goo.gl/Ssdt5K
商品の取り扱いも近日スタートします。
またひとつ、海外での販売先が増えて嬉しい限り。
少しずつですが、海外での販売を拡げていきたいと思います。
http://goo.gl/Ssdt5K








