パッケージデザイン

僕の商品のパッケージデザインについての持論。
生産者や技術者や製造者が職人魂を込めて良品を生み出す。
ここを「A」とする。
ではそれをどう売るか?
どうすればたくさん売れるか?
ターゲット層を決めて、女性向けとか30代向けとかシズル感とかを考える。
ここを「B」とする。
※「B」から始めて「A」を作るパターンもありますが今回は「A」から「B」の場合です。
商品のパッケージをデザインする時、ほとんどの場合は「B」の中でデザインが行われ、決定される。
でも、本来は「A」の時にパッケージをデザインするべきだと思う。
「A」の時にパッケージをデザインして、それをどう売るかを「B」の中で考える、という流れが僕には腑に落ちる。
その商品に一番似合う服を着せてあげる。
その商品の本当のかっこよさや良い所を正しく表現する。
この段階では、ターゲット層はあえて意識しない。
つまりは当然、ターゲット層の好みに反するデザインになる可能性も大いにある。
失笑されるのはここだ。
それじゃあ売れない。
売れなければ何の意味がない。
お前はビジネスがまるでわかっていない。
だからお前は、と笑われる。
でも、だからこそ、それをどう「ガワ」でフォローしていくか。
それがマーケターやプランナーやバイヤー達の腕の見せ所でもあるはずだ。
例えば、伊勢の名物、伊勢うどん。
伊勢うどんの印象を聞いて回ったら、きっと「シンプルだけどインパクトもある」とかの意見が多いはず。
でも、世の中の伊勢うどんのパッケージは、ごちゃごちゃしたものがほとんどだ。
美味しくないものを美味しそうに見せるためにデザインがあるわけじゃない。
本当はそんなキャラじゃないのに、売れるために着たくもない衣装と作り物の笑顔で客に媚を売る昔のアイドルでもあるまいし、これじゃあ製造者や職人魂が浮かばれない。
三重県には、パッケージと中身の印象がまったく違う商品も多いし、店のロゴの雰囲気と料理の質が一致しないレストランがどれほど多いことか。
意味のない変なズレは、本当に気持ちが悪い。
このズレが、三重県の印象を益々ぼやけさせてしまう気がしてならない。
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