それぞれの道

懐かしい写真を整理していると、会話の内容までは思い出せませんが、その時その日の音や匂いが蘇ってきます。
大学に行っていない僕にとっては、最終学歴である高校での思い出が一番濃く残っていて、嫌な思い出もあったはずですが、思い出すのは心地いい風や匂いのするシーンが多い。
例えばこの写真は、バンド仲間達と校内でしょっちゅうミニライブみたいなものをしていた時の写真。
先生たちも目をつぶってくれてたし、それを楽しみにしてくれている子たちがたくさんいた。
今の僕では考えられない、勘違いしてしまいそうなくらいの、なんともいい時代でした(笑)。
時々こうして振り返ると、確かに今の僕につながっている道や足跡が見えてきます。
そしてその事実に背中を押されて、また歩き出そうと思える。
なぜなら、これまでの時間の価値は、これからの時間が決めるから。
今の僕には、そしてこれからの僕にも、振り返ると続くすべてのシーンをちゃんといい思い出にする責任があるわけです。
大好きだったあの子のこと、中途半端で投げ出してしまった陸上のこと、僕が嫌いな奴らのこと、僕のことが嫌いな奴らのこと、一緒に泣いてくれた高校の先生のこと、ダルかった授業、一緒に抜け出した屋上、なんだかんだ言っても、やっぱりキラキラしてた全部の時間。
だから時々、こうしてきちんと振り返る。
これも大切なルーティンワークです。
色々なことを乗り越えてきた古い靴は心から感謝して脱ぎ捨てて、新しい靴でバシッと決めて、前を向いてまた歩き出そう。
僕も、あなたも、君も、それぞれの道を。
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