三重問屋



志摩市の酒屋さん「べんのや酒店」さんが立ち上げた地域商社「三重問屋」のネーミング考案とロゴとパンフレットのデザインを担当させていただきました。

「三重問屋」という、一見するとどこにでもありそうなネーミングですが、代表の竹内さんから、三重県の食や酒蔵、農業などの現状と、三重が誇る良い品々をもっともっと広めていきたいという竹内さんの熱のあるお話を聞いているうちに、三重県らしさや、三重県の食材や食卓の風景などを僕なりに解釈して、変化球なネーミングではなく、英語でもなく、ズシリと真っ直ぐに響く、横綱の、美しく、かつ安定感のある四股のような、それでいて洗練されたイメージも併せ持つネーミングとロゴが必要だなと感じ、このネーミングとロゴに落ち着きました。

ロゴマークは、お酒の一升瓶を逆さまにした状態、つまり、誰かにお酌している状態を、カタカナの「ミエ」で表現しました。
まあまあまずは一杯、そんな言葉とお互いの笑顔が浮かんできます。
食やお酒は、最高のコミュニケーションツールであり、言葉を超えた、世界共通のアイコンでもあります。

パンフレットもできる限りシンプルに仕上げ、伊勢神宮を持つ県としての凜とした佇まいと、底力を感じさせる無骨さを表現しています。
合わせて、こんなコピーも考えました。

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心地いい風。健やかな人達。丁寧に育まれた品。
それはきっと、子ども達に残してあげたいモノ。
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良品は良人が作っている、という竹内代表の言葉を手がかりにして、それを世に広めていくのはなぜか?、何のために地域商社を立ち上げるのか?をたくさん考えました。

そして僕がたどり着いた答えは、心地いい風も、素晴らしい風景も、地元を愛し、誇りを持ってモノ作りを続ける人達の技術や知識や経験も、そしてそれによって生み出された良品の数々も、それらは全部、子ども達に必ず残してあげたいモノだ、ということ。

だからこそ広めていきたい。
残していきたい。
つなげていきたい。
竹内代表の想いとは、きっとそういうことなんじゃないか、と考えました。

今後も、三重問屋のデザインチームとして、商品のパッケージやイベントなどのデザインを担当させていただきますので、県内外、いや、国内外を問わず、末永く宜しくお願い致します。
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