BIRDLIKEプロジェクト



すでに皆さんご存じの通り、三重県は障害者の雇用率が全国ワーストワンです。
実際は数字のマジックがあって、単純にワーストワンとは言い切れなかったりするんですが、それでもかなりダメな状況であることには変わりはありません。

ここ数年、障害者の方や障害者の子どもを持つ方との交流が不思議と増えました。
その中で驚いたことは、障害者の子どもを持つ方達が、もちろん大変なことだらけなんだけど、その子との毎日を心から楽しんでいる姿でした。
そんなこともあって、昨年、二人目の妊娠がわかったとき、「最近、障害者の子を持つ人との出会いが多いってことは、もしかしたら、この子は障害を持って産まれてくるって合図かもしれないな。心構えをさせてくれているのかも知れない。」と、そんなことをふと思ったりしました。

それを奥さんに話したら、奥さんも「そうかもしれないね」と。
でも二人とも、「それならそれでなんとかなる。どんな天才が産まれてくるか、この子といる人生を目一杯に楽しもう!」って笑いながら、奥さんのお腹に向かって、どんな君でも大好きだから、安心して出ておいで、お姉ちゃんも心待ちにしてるよ~と、奥さんと長女と3人で話しかけながら10ヶ月を過ごし、先日、無事に産まれてきてくれました。
この子に障害があるかどうかは、もっと大きくならないとわかりませんが、障害があってもなくても、美人でもそうでなくても、お父さんが大好きって子でもそうでなくても(泣)、変わらず愛おしい存在です。

そんなこんなもあり、昨年から、うちの事務所でも何か障害者関連のプロジェクトが出来ないだろうかと模索し、準備を進めてきました。
そしてようやく、準備が整ってきて、プロジェクト名も決定しました。
プロジェクト名は「BIRDLIKE(バードライク)プロジェクト」。
バードライクマン(鳥みたいに自由な人)という言葉からとりました。

以前、横浜のイベントで、しょうぶ学園の福森さんが、「世間一般から不自由だと思われている障害者は実は、自由だと言われている僕らよりも自由だ」ということをおっしゃっていて、それを僕なりに解釈し、「障害者=自由人」という発想から名付けました。
確かに、僕らは実はとても狭い世界の中で、本当はよくわからない大量のルールに人生を縛られて、便利になるはずの新しいテクノロジーのせいで、それについていけずより不便になってしまう人達がいたり、あれが出来ない、これが足りないと毎日何らかの不安をかばん一杯に詰め込んで一人で焦りまくっている僕らって、パソコンもできない、新聞も読めない、手紙も書けない、電話もできないけど、でも別にだからといって困っているわけではない彼らよりも、やっぱり不自由なのかもなと感じます。

僕らの社会のルールに当てはめようとするから「障害」だと言われるわけで、彼らの世界において彼ら彼女らは「普通」ってこと。
ただ、障害とひと言で言っても、内容や重度によっても事情は全然異なるし、全ての障害者の人達が、「障害者雇用」という枠組みに当てはまるってわけではないから、焦らずに確実に進めていくことが大切なんだと思います。
まずは勉強。
何事もまずはそれから。
バードライクな彼ら彼女らの世界を、ゆっくり、じっくりと理解していこうと思います。

バードライク・プロジェクトでは、今後、障害者雇用促進事業や商品開発、小売り、商品のブラッシュアップサポート、イベント等を開催していく予定で、正規スタッフとボランティアスタッフを募集する予定です。
まだサイトもオープンしていないし、スタッフの募集もはじまっていませんが、もしすでにご興味がある方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただければ優先的にご案内させていただきます。
プロジェクト自体のスタートは今秋頃を予定しています。
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