人生で最高の日
3歳~5歳頃になると、子宮にいた時のことや前世まで話し出す子供がいる、っていう話になると、決まって思い出すことがある。
かなり前だけど、東京のとあるカフェで、近くに座っていたママさん2人とそれぞれの子供がひとりずつの計4名。
どうやら子供達は同じ歳のようで、ひとりのママさんが、先日、自分の子供が子宮にいた時のことや、生まれてくる瞬間のことを話し出したと興奮気味に話す。

それを聞いたもう一人のママさんは、とてもとても残念そうに、(自分の子供を見ながら)この子は出来が悪いからまだ話さない。
何回か聞いてはみるんだけど、何のこと?って顔してるだけ。本当にショックだ。と話す。

この会話を聞いた(聞こえてきた)僕は、むしょうに腹が立った。
自分の子供がそれを話さないからって、出来が悪いってどういうことなんだ。
覚えてないからって、その子の能力には何の関係もない。
子供の能力や可能性を、こんな次元の低い親に決められたくはない。

親に腹が立ったのと同時に、この子に今後降りかかる、わけも意味もない様々なプレッシャーに、心から同情した。
僕の娘は今2歳。
子宮にいた時のことや生まれてくる時のことをいつか話し出すのか、話さないのか、そんなことわからないけど、たとえ覚えてなくてももちろん全然OK。
父さんと母さんが、昨日のことのように覚えてるから、いつかその時のことを、話してあげよう。
君が生まれた日のこと、子宮から体半分が出たところで、もう「おぎゃ」って泣いて、びっくりしたこと。
その30秒後に、もうあくびをして眠ってしまったこと。

父さんと母さんにとっての、人生で最高の日のことを。
コメント一覧
コメント投稿

名前

URL

メッセージ