DBC 2016 1/5


2015年から始めているデザイン教育プロジェクト「DESIGNED BY CHILDREN ~デザインを手にいれたコドモたち~」も、今年で2年目。
本日、いよいよ2016年度の第1回目の授業が、三重県多気郡多気町の勢和小学校で行われました。
DESIGNED BY CHILDREN(DBC)のプロジェクトは、小学6年生達が、デザイナーの視点やデザイン思考をわかりやすく学び、そうして得た視点や思考を使って、自分達が住む町にある様々な問題(少子高齢化・空き家・獣害・農業の衰退・田畑の放棄地など)をどうすれば解決していけるのかを、自分達で考えてみること、そして、普段見慣れている、または見飽きている「何もない景色」の中にある、無数の「宝」に気づくこと、結果、自分達の町の良さを再発見し、誇りを持ち、ちょっとずつ良くしていくことなどを目指したプロジェクトです。
全5回にわたるデザインの授業。
1回目の今日のテーマは「解剖」でした。
それぞれの班で、目覚まし時計を解剖して、中にある部品をすべてボードに張り出し、どんな仕組みになっているのか、どんな部品が使われているのかを観察して、そこから感じたことや発見したことなどを発表しあいました。
本日の授業の目的は、「物事の向こう側を見る・知る」こと。
目に見えている表面上の姿だけしか見ていない日常のあらゆる物事にも、必ず「向こう側(中身)」が存在します。
時計の中、鉛筆削り機の中、パソコンの中、車の中、天井の中、床の中、食べ物だって、それこそ人間だって、見えている表面の向こう側に意識を向けて、より広く、深く、物事の状態を把握することを学びました。
子ども達は夢中になって時計を解剖していました。
ただ、そこは子ども達。解剖することだけに熱中してしまう子もいれば、ひとつひとつの部品に目をやる子もいます。
DBCでは、そこは強制も誘導もしません。
実は、5回のうちの1~4回は、最後の5回に向けた伏線になっていて、それぞれの点が、最後の5回目の授業の時に線になってつながります。
その時に、子ども達がどんな変化を見せてくれるか、それが楽しみでなりません。
さあ、来週は2回目の「反転」の授業です。
子ども達の、楽しくも苦悩する姿が目に浮かびます。
僕からの挑戦状に、どう応えてくれるのか、今から楽しみです。
まだ1回目が終わったばかりなので、もしも見学を希望される方はご連絡ください。
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