声

先日、NHKのラジオ番組に出演させていただいた際の記念撮影。
担当アナウンサーの高橋美帆さんとは初対面でしたが、気さくでありながら気品があり、優しい声のとても素敵な女性でした。
こういう時にいつも感じますが、「声」の威力や魔法ってやっぱりあると思います。
僕は昔から、声だけでもその人のことが好きになれるほどの声フェチなので、特にそこに敏感なのかも知れませんが、心にすうーっと染みてくる声というのがあります。
昔から芝居の世界では、良い役者の素養として、1番大事なのは「声」で、2番目に「顔」、3番目が「姿」と言われているそうです。
演劇評論家の小田島氏も、「言葉は耳から頭へいくが、声は耳から胸にくる」と言っているし、アメリカの天文学者、ボーエルも、「声は第二の顔である」と言っている。
声に自信のない僕なんかは、なんだかそう考えるとちょっとへこんでしまいますが、確かに声の印象ってのは強いし、声だけで心をつかめる素敵な声の持ち主がうらやましく思います。
たぶん、普段から話す言葉や口調やトーンやボリュームや姿勢や行動によっても、声は良くなったり悪くなったりするんだろうなと思うし、姿勢を正して、良い言葉をたくさん話したほうが、声にも艶が出てくるようにも感じる。
ただ、声の出せない方達と比べると、僕なんかはコミュニケーションの際に「声」や「話す」ってことに頼りすぎてしまっている点は反省が必要で、身振り手振り、服装、表情、仕草、そういうことで伝える、読み取る、そういうスキルをもっと磨かないといけないなと思う。
収録されたものを聞き返してみて、僕のまあなんともしわがれた声よ、と落胆もしてしまいますが、この声は僕だけのもので、唯一のもの。
いつ声が出なくなるかも知れませんが、それまではこの声を大事にしていきたいと思います。
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