デザインモンスター


過去、僕のことを「デザインモンスター」と呼んでくれた優しい人がいましたが、僕のような偽物ではなく、世の中には本物のデザインモンスターがうじゃうじゃといて、僕の中では、その中の頂点にキングとして君臨しているのが柳宗理さんであり、他にも世代を問わず、すごい才能たちが世界中でたくさん生まれてきていて、発想力というよりは、実現力の圧倒的な差にうならされている日々です。

僕は昔から、自分が常に一番下(底辺)だと思ってデザインをしてきました。
常に最下位。

それは、下は一切見ず、上だけを見て、上と自分の差をどうすれば縮められるかをいつも考えてきたからで、イメージとしては、地面を蹴り上げ、上へ上へと舞い上がっていくのではなく、僕の場合は、地面ごと上に上がっていく感じ。
なので、どれだけ上に上がれても、常に自分が一番底辺、最下位なのです。

もしかするとネガティブな発想に思われるかも知れませんが、僕としてはこれ以上ないほどにポジティブな感覚。
一番下っ端、一番底辺にいるからこそ、上を目指し続けられる。

よく、ジャンルを問わず一流の人達は、「もっとうまくなりたいと常に思っている」と言いますが、若い頃は、それをかっこつけた発言かと思った時もあったけど、この年齢になると、本当に素直にそう思うもんなんだなというのがよくわかります。
そしてこの発言は、自分を常に一番下だと思うからこその、チョー前向き、チョー上向きな言葉なんだと思うんです。


三重県から本物のデザインモンスターが生まれるその日のために、僕は僕のできる全力で、少しでも道づくりに貢献したい。
そのためにも、もっともっと、デザインがうまくなりたい。
いつまで経っても下手くそな自分をしっかりと受け入れつつ、明日は今日よりも1ミリ進んでいたい。

それはきっと、じいさんになろうが車椅子に乗ろうが寝たきりになろうが、一生続く見果てぬ旅なのだと思います。
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