手作りの学校
おも校(地立おもしろい学校)が開校して1か月以上が経過。
一条校でもオルタナティブでもない、「デザイン教育実践校」という新たな試みの真意をすぐに理解してもらえるわけではないけど、それでも少しずつ、僕らの挑戦と冒険を共に楽しんでくれる人達の輪が生まれてきたように思う。

おも校は今はまだ、まずは打席に立って、バットにボールを当てられるようになろうとしている段階。
でも、よちよち歩きだからこその面白さもたくさんある。

子ども達を見ていると、昨日までできなかったことが今日できるようになったことの喜びを、改めて思い出す。
大人になるにつれ、50も過ぎると、昨日までできていたことが今日はできなくなってしまったことが少しずつ増えていく。

その点、おも校のように、すでに完成された大きなプロジェクトではない分、毎日ひとつずつモノやコトが増えていき、まるで彼女と同棲したての、最初はテーブルもなく段ボールとかをテーブルにして、それがやがてテーブルや食器や家電やカーテンが揃っていって、そのひとつひとつにいちいち二人で喜んで、はしゃいで、ちょっとずつ「暮らし」が積み重なっていくみたいな、あのなんともいえない、ものすごくささやかだけど、ものすごくあったかい小さな幸せの「ぬくもり」に似ているような気がして、なんだかいいなーこういうの、って思う。


今月はいよいよ、食堂のテーブルがキャンプ用の仮のテーブルから、寄付していただいたちゃんとしたダイニングテーブルに変わる。
カーテン作りもそろそろ始まるみたいだし、学科クラスの教室もいよいよ作り始められる。
21日は子ども達主催の、手作りのささやかなクリスマスパーティー!
来月以降は、図書室の本棚や職員室のテーブルも完成するだろう。

ゴミ箱もまだ段ボールで代用してる箇所もあるし、ポストだってまだ穴があいたまま。
ほかにもまだまだ手付かずの箇所がいっぱいあるけど、それらがひとつずつ完成していくたびに、みんなで喜んで、はしゃいで、そんなみんなの笑顔がそこにある限り、おも校はきっと、前へ前へと進んでいける。

手作りの学校。
もう一度、忘れかけていたあの「ぬくもり」に触れられる、大人にとってのおも校は、そういう場所でもあります。
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